この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- イタリアの赤十字が仮想通貨による寄付金を使って、ローマ近郊に先端医療基地の建設に動いている。
- 寄付金は医療基地を覆うテントなどの購入に充てられる予定。
- 集まった寄付金のうち97%がビットコイン。さらに90%は匿名での寄付だったという。
寄付のほとんどはビットコイン、イタリアで医療基地建設へ
イタリアの赤十字社は、仮想通貨寄付を通じて1カ月以内で集めた3万2000ドル(約350万円)のうち約2万2000ドル(約240万円)をローマ近郊のカステル・ガンドルフォでの先端医療基地の建設に向けに充てた。
今回の寄付金によって空気圧式のテントが購入され、イタリアの献血デーの際に献血前のチェックを行うスクリーニング所ができるという。
dai06
イタリア赤十字 ブルーノ・ピエトロサンティ委員長
「我々は、資金調達の最初の主要なマイルストーンを達成した。受け取った寄付を具体的な支援に変えることができ、ビットコインコミュニティからのこれだけの助けを受けたことをうれしく思う」
今回の寄付プログラムは3日で1万700ドルが寄せられた。さらにその後の2週間のうちに2万6000ドルへ。止まらぬことを知らない寄付に対して、今後もゴールの設定を更新していくことが予想される。
dai06
寄付の97%がBTCで、3%がその他の仮想通貨で、90%が匿名の寄付者だったという。
仮想通貨のなかでも圧倒的な知名度と高い価値をもつビットコインは、寄付プログラムにおいても重宝されているようだ。
また、そうした寄付の多くが匿名で行われていることも、なんとも仮想通貨らしいといったところだろうか。
dai06
ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/italian-red-cross-builds-covid-19-medical-post-with-donated-bitcoins