- 競馬ゲーム「ZED RUN」にイーサリアムが紐づき話題を呼んでいる。
- 競走馬はゲーム上で育成・取引することができる。
- ある種牡馬は100万円で取引されており、eスポーツ市場と仮想通貨の連携に注目が集まる。
eスポーツと仮想通貨の相性は最高?イーサリアムの競馬ゲームが話題
「我々は現代の賭けごととブロックチェーンの間のギャップを埋めようとしている」とUnikrnのCEOラフル・スード(Rahul Sood)氏は述べた。
スード氏のeスポーツプラットフォームは競馬ゲームのZED RUNと提携し、イーサリアムブロックチェーンに競馬を持ち込んだ。
ブロックチェーンが紐づくことで、デジタル上(ゲーム内)のキャラクターやアイテムも一定の価値を持つようになる。
そうしたキャラクターをコレクションしたい者やゲーム内で使用し成績を上げたい者が大金を支払い、市場で取引することも可能となる。
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競争馬はZED上で購入し、Unikrnのプラットフォームで取引できる。各データはイーサリアムのERC-721規格で追跡される。ユーザーは自身の馬小屋で馬を育てることができる。だが、ZEDで飼育できる頭数は3万8000頭に限られている。
実際、スード氏によると、ある種牡馬は50イーサで取引された。市況によっては1万1000ドルに相当する。
「単なるデータ」と侮ることなかれ…。ゲーム内の競走馬たちはびっくりするほど高額でやり取りされることもあるのだ。
故にゲームをプレイし、手に入れたキャラクターを売却することで利益を上げようとするユーザーも少なくない。
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バーチャル競馬のオンデマンド的な性質と開催地の多様さは、従来の競馬を上回るデジタルの特徴とスード氏は語った。同氏はラスベガス・ストリップやシドニーのハーバーブリッジなどを競馬の開催地の例としてあげた。
バーチャル競馬場は時間や場所の制約を受けない。誰もが平等にコンテンツを楽しむことができるのだ。
世界中でプレーヤーもオーディエンスの人口も増えつつある、eスポーツとの相性も良好といえるだろう。
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ソース元https://www.coindeskjapan.com/41041/