この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 英通信大手であるボーダフォンが、リブラ協会から離脱することがわかった。
- 発表資料では「独自の決済プロジェクトに注力する」とした。
- また、リブラについては「今後も見守る」として、将来的な協力の可能性は否定しなかった。
英ボーダフォン「見守り姿勢は継続、協力の可能性もある」
英通信大手ボーダフォン・グループは、米フェイスブックが主導する仮想通貨「リブラ」の運営団体「リブラ協会」を脱退した。同協会が21日の発表資料で明らかにした。
リブラ協会が2019年10月に正式発足して以降の離脱は、ボーダフォンが初となるようだ。
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リブラ協会のポリシー・コミュニケーション責任者、ダンテ・ディスパーテ氏は発表資料で、「ボーダフォンはもはや当協会のメンバーではない」と説明。その上で、「協会は今後も安全かつ透明で、消費者に優しいリブラ決済システムの実現に向け取り組んでいく」と表明した。
離脱が相次ぐリブラ協会だが、リブラ発足はまだまだ諦めてはいない。
つい先日には技術運営委員会を設立し、プロジェクトの達成に向けて再び動き出している。
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ボーダフォンは発表資料で、独自の電子決済プロジェクトへの取り組みに集中する計画だと説明。広報担当のスティーブ・シェパーソンスミス氏は「リブラ協会の発展を今後も引き続き見守り、将来の協力の可能性を排除しない」とコメントした。
ボーダフォンの発表によれば、リブラ協会とボーダフォンの関係は壊れてしまったようではなさそうだ。
今後リブラのプロジェクトが上手くいく兆しが見えたとき、ボーダフォンにしかできない課題が見つかったとき、両者の関係は復活する可能性もある。
dai06
ソース元https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-01-22/Q4HB0PDWX2PV01