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スイス金融市場調査局「仮想通貨がマネロンリスク悪化させる」

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. スイスの金融市場調査局(FINMA)がリスク監視報告書を初公開。
  2. 「すでに国が抱えているマネーロンダリングのリスクを、仮想通貨やブロックチェーンが悪化させる」とした。
  3. これらの技術に期待感は示すものの、犯罪がその適応の障害になるともみている。

期待と同居する懸念、スイス金融市場調査局報告書

スイス金融市場調査局(FINMA)は、ブロックチェーン技術の使用によってマネーロンダリング(資金洗浄)のリスクにさらされる傾向にあると警告した。FINMAは12月10日、リスク監視報告書を初めて公開した。

FINMAは仮想通貨に対して慎重な姿勢をとってきた。リブラの話題が業界を賑わせたときには、ステーブルコインの取り扱いのためのガイドラインをいち早く発表。難しい問題へ対処するための道筋を示している。

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同国にすでにあるマネーロンダリングのリスクを、ブロックチェーンや仮想通貨がさらに悪化させると警告している。

すでにダークウェブ上ではビットコインが基軸通貨となり、数々の違法取引を支えているとされる。

今後ステーブルコインの利用が活発になれば、マネロンだけでなくハッキングによる資産の盗難などもこれまで以上に規模が大きくなるかもしれない。

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ブロックチェーンは、金融業界の効率性の改善が期待されているものの、マネーロンダリングの脅威も増加させると指摘。匿名性をもつことや金融ツールとしてグローバルな性質によって、犯罪ツールとしても魅力的になるとし…

同様の懸念は多くの国が抱えている。金融をさらに便利にしてくれるだけの期待をしたくても、”万が一”の事態が起こるのが怖いのだ。

仮想通貨ユーザーはライトユーザーも多く、知らず知らずのうちに被害に巻き込まれることもある。仮想通貨普及のためにはまだまだ徹底した法整備と啓蒙が必要だろう。

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ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/blockchain-makes-money-laundering-risks-greater-says-swiss-regulator