この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 南アフリカ共和国のヨハネスブルグ市が、サイバー犯罪集団からハッキング被害を受けた。
- 犯人は奪ったデータの身代金として、仮想通貨ビットコイン4BTC(約380万円相当)を要求。
- 同市はウェブサイトや支払いシステムを停止させ、調査を続けている。
世界各地で発生中、仮想通貨で身代金要求
南アフリカ共和国のヨハネスブルグ市が、公式ツイッターアカウントで「情報システムへの不正アクセスに絡むネットワーク侵害を検出した」と発表。
140文字が上限のTwitterでは収まりきらなかったのだろう。市は画像つきで声明を発表。
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ヨハネスブルグ市によると、今回の攻撃を受けデータ保護および調査のためウェブサイトや支払いシステムを停止させるなど住民向けシステムに影響が出ているという。また、同市住民に対してコールセンターなどを利用するよう呼びかけた。
市は市民に協力を求め、調査を行っているところだ。
ハッキングを行った集団は「シャドウ・キル・ハッカーズ」と名乗っており、身代金が支払われなければ入手したデータをネット上にばらまくと脅迫した。
支払えば入手したデータを破棄するとともに、セキュリティホールやシステムへの攻撃手法のレポートを送るとのこと…。
dai06
行政機関や企業のサイトをハッキングし、不正入手したデータの身代金を要求する事件は世界各地で発生している。今年6月、米フロリダ州リビエラビーチ市は要求された身代金を支払う決定をしている。
秘匿性が高く、受け取りやすいからであろうか。はたまた値上がりを期待してであろうか。仮想通貨を要求する事件は多発している。
今後もこうした事件は発生する可能性が高い。攻撃対象が仮想通貨として資産をもっていようといまいと、犯人にとっては関係がないのだ。日本にとっても対岸の火事ではないだろう。
dai06
ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/hackers-breach-johannesburgs-civil-website-demanding-btc-ransom