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G20リブラ規制で一致、「通貨主権にかかわる問題」に危機感

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. 米ワシントンで開かれていたG20が閉幕。リブラは規制する方向で合意した。
  2. 各国は「通貨主権にかかわる問題」発生への危機感を示している。
  3. 利用者保護やマネーロンダリングの課題を残していることも認識。

G20閉幕!課題残すリブラ規制で一致

18日閉幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、議長国・日本は、米フェイスブックの暗号資産(仮想通貨)「リブラ」に主要国が厳しく対処すべきだとの論調をとりまとめた。

G20で各国はリブラを規制する方向で一致。Facebook、リブラ協会の立ち位置はさらに悪くなってしまった。

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成果文書では、国家が発行する通貨に代わる「通貨主権にかかわる問題」が生じかねない側面に踏み込み言及。

リブラが発行されれば各国の法定通貨の力は弱まるだろう。

もちろん、問題は他にもある。

もしも人々がリブラを当たり前に使うようになったとして、その段階でセキュリティ上の問題(個人情報流出・リブラの盗難等)が発生するとどうだろうか…。世界経済はたちまち大混乱に陥るだろう。

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フェイスブックは各国の規制当局と足並みをそろえ発行に向けた準備を進める方針だが、議長国として開いた記者会見で、日銀の黒田東彦総裁は「(関連規制の)検討中に発行するのは許されない」と断じた。

リブラは今もなお発行に向けた調整が進められている。しかし、状況は芳しくない。

おそらくはここから各国が危惧する問題に対する回答をしていくものと思われるが、すでに規制する方向で一致した以上、挽回への道のりもかなり険しそうだ。

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ソース元http://www.sankeibiz.jp/macro/news/191019/mca1910191343006-n1.htm