この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- リブラに相次ぐ批判と懸念をめぐって、FacebookのCEOが公聴会へ出席することになった。
- FacebookのCEOマーク・ザッカーバーグ氏が出席するのは、2019年10月23日の公聴会。
- リブラが金融業界に与える影響について証言する見込み。公聴会では厳しい追求が予想される。
ザッカーバーグCEOが語るリブラ、逆風の公聴会
米議会下院金融サービス委員会は9日、今月23日に開く公聴会でフェイスブック(FB)のマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が証言すると発表した。
いよいよFacebookCEOザッカーバーグ氏が公聴会へ出席する。
7月の公聴会では、同社のリブラプロジェクト責任者であるデビッド・マーカス氏が出席し、その正当性について厳しい質問が飛んでいた。
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FBなどが2020年の発行を計画しているリブラに対しては、各国の規制当局などから既存の通貨や金融システムに与える影響について懸念の声が相次いでいる。
リブラが困難な状況にあることはザッカーバーグ氏も重々承知していることだろう。参加する委員らも、そうした現状と解決されていない懸念について厳しく追求するはずだ。
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同委のウォーターズ委員長はリブラ反対の急先鋒(せんぽう)で、7月にはリブラ計画の中断を求める書簡をFBに送っている。
こうした書簡はほかにも。つい最近ではリブラプロジェクトに参加するVISAやMasterCardら決済大手に対して、米上院議員が脱退を求めたばかりだ。しかもその書簡は「脱退しなければ、規制当局からの監視が強まるぞ」という強い口調のものだった。
リブラは発行を前にさまざまな問題を抱えている。ザッカーバーグ氏の口から打開策は語られるのだろうか。
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ソース元https://www.yomiuri.co.jp/economy/20191010-OYT1T50172/