この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 日銀の黒田総裁は、Facebookが発行する仮想通貨Libraを注視している。
- 同氏はLibraについて十分承知していないためコメントを差し控えるとしつつ、「人々の信認得られるか」が重要だという。
- また、価値・技術の安定の可否についてふれつつ、関係当局と連携しながら動向を観察するとした。
日銀黒田総裁も気になるリブラ、カギは人々からの信認
日銀の黒田総裁は20日、フェイスブックの仮想通貨プロジェクト「リブラ」について記者の質問に答え、仮想通貨(暗号資産)が支払い手段として人々の信認を得ることができるのか注視したいと発言した。
Facebookが遂に公式発表したLibraのプロジェクト。
2020年のサービス開始を前に各国・各機関の大物が注目を寄せている。
dai06
暗号資産が支払い決済手段として人々の信認を得ることができるのか、金融システムにどのような影響を及ぼしうるのか、内外の関係当局とも連携しながらその動向を注意深く見ていきたい」
FacebookのLibraは送金・決済手段として用いることを想定しており、価値の安定と管理の安全が保たれなくてはならない。
Facebookが発行するということもあり、仮想通貨への新規参入者も増えることが予想され、各国の大物は気が気ではないだろう。
dai06
リブラについては米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が20日、金融政策に与える影響は大きくないという見方を示している。
Facebookは自身も参加するLibra協会を筆頭に、Libraの運営を進めていく予定だ。協会にはVisaやMastercardなど大企業・NPOも参加予定。
その他の金融機関・政策は、こうした仮想通貨業界の急な動きについていくことができるのだろうか…。
dai06
ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/bank-of-japans-kuroda-shares-his-view-about-libra