この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- カナダの仮想通貨取引所クアドリガが4月に破産。アーンスト・アンド・ヤング(EY)が債権者保護手続きを進めている。
- EYによれば同取引所の負債額は約176億円、資産は23億円だという。
- クアドリガはコールドウォレットから1万5000人分の仮想通貨、約221億円が引き出せないでいた。
破産のクアドリガの負債は176億円、債権者保護手続き進行中
4大会計事務所の一つアーンスト・アンド・ヤング(EY)は9日、先日破産したカナダの仮想通貨取引所クアドリガCXの資産と負債額を公表した。
クアドリガの問題発覚直後、コールドウォレットにある仮想通貨は引き出せるとする話も多く出ていた。
しかし結果的にそれらの仮想通貨221億円分は引き出せず…。4月はじめにクアドリガは破産してしまった。
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クアドリガCXの債権者保護手続きをモニターする独立した第三者として任命されたEY。4月1日時点でクアドリガCXの資産額は2080万ドル(約23億円)で負債額は1億6000万ドル(約176億円)だと発表した。
やはり「コールドウォレットの仮想通貨が引き出せていれば…」感は否めない…。
dai06
創業者コットン氏の死後、推定11万5000人の顧客の仮想通貨にアクセスできない状態が続いていたクアドリガCXは先月、破産したと正式に発表した。
この破産自体も、EYが「破産すべき」と勧告して行われたという。
亡くなったクアドリガの創業者ゲリー・コットン氏の妻、ジェニファー・ロバートソン氏の資産には資産保存命令が認められた。これによりロバートソン氏は資産の売却や譲渡が禁じられている。
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ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/new-ernst-young-report-reveals-assets-and-debts-of-now-defunct-quadrigacx