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情報網羅にインセンティブ必要?仮想通貨報酬に地図づくり

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. ストリードクレド社の地図「MapNYC」は、ビットコインをユーザーに与えることで新しい地図をつくっている。
  2. 同社は総額約50,000ドル(約519万円)相当のBTCを報酬に、ユーザーに地図情報となる写真の投稿を募った。
  3. ストリードクレドのコンテスト型の情報収集は、議論と注目の的になっている。

ビットコインプレゼントして地図つくる!新手法に注目集まる

マッピング(地図作成)業界で立ち上がって間もないストリートクレド(StreetCred)は1カ月にわたり、地図情報となる写真を投稿したアプリユーザーに対し、仮想通貨(暗号通貨、暗号資産)のビットコイン(BTC)をプレゼントするコンテストを主催。

総額は約50,000ドル(約549万円)で、8BTCだという。

この試みは「マッピングデータを集めるために、一般人の協力を得るためにはどうすればよいのか」をテーマに行われた。

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ストリートクレドは、それほど多くのデータを必要としない顧客には無料で情報提供するのはもちろん、多くのデータを求める顧客に対してもより安価に情報提供したいと考えている。

ストリードクレド以外の多くの会社はOpenStreetMap(OSM)に頼り地図をつくっている。しかし、この方法では情報が充実していないことも多い。なぜならそれはボランティアだからだ。

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ストリートクレドによるコンテスト型の情報収集は、議論を呼んでいるのも事実だ。「OSMコミュニティでは、参加者の意欲をかき立てるためにゲームの要素を取り入れる手法は物議を醸しています。

こうした手法で地図をつくることには、「お金が尽きた時に貢献してくれる人がいなくなる」、「長くOSMに参加しているユーザーが、収益のからむ地図づくりに懸念を示すのでは?」という見方もある。

今回の試みはあくまでもテスト的なものだが、大きな注目を集めたようだ。

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ソース元https://wired.jp/2019/02/07/streetcred-mapping-cryptocurrency/