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「Cryptonex(クリプトネックス)」は独自のブロックチェーンを利用した仮想通貨プラットフォームです。
様々な商品やサービスの手数料を低価格で提供することを目的に開発され、公開から徐々に人気を高めています。
「Cryptonex(クリプトネックス)」の概要
通貨名/通貨単位 | Cryptonex/CNX |
公開日 | 2017年8月14日 |
発行数 | 210,000,000 CNX |
ホワイトペーパー | https://cryptonex.org/pdf/whitepaper.pdf |
公式サイト | https://cryptonex.org/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/cryptonex_cnx?lang=ja |
購入可能取引所 | YoBit,BITBOX,Everbloom |
「Cryptonex(クリプトネックス)」は独自ブロックチェーンを用いて稼働する仮想通貨プラットフォームです。
様々な賞品やサービスの手数料をより低価格にするために、分散型取引所(DEX)をプラットフォーム上に構築しています。
分散型取引所(DEX)とは、非中央集権的に管理されている取引所とは違い、管理者が存在せずとも稼働する仮想通貨取引所のことです。
2018年頭に発生した日本の取引所コインチェックのNEM流出問題を皮きりに、管理者の存在しない分散型取引所が注目されてきました。
「Cryptonex」は分散型取引所だけでなく、モバイルアプリケーション開発やシンガポール銀行の買収など、幅広い事業に取り組んでおり、投資家からの注目度も高いプロジェクトです。
「Cryptonex(クリプトネックス)」の特徴
独自ブロックチェーン上に構築された国際分散型取引所
分散型取引所はブロックチェーン技術を用いて、管理者が存在せずとも稼働する仮想通貨取引所です。
「Cryptonex」独自のブロックチェーン上に構築されたプラットフォームであり、P2P技術を用いて利用者同士を繋ぎ、取引データを分散・暗号化して管理しています。
分散型取引所の中でも「Cryptonex」が特徴的なのは、携帯電話やクレジットカードの利用を想定したプラットフォーム作りがされているという点です。
実は管理者が存在しない分散型取引所はまだまだ支払い手段が少なく、携帯電話やクレジットカードなどの支払いが可能な取引所は多くありません。
現状の分散型取引所の多くが、別の取引所で法定通貨を仮想通貨に交換する必要があるため、新規参入者のハードルも高いのが実情です。
「Cryptonex」ではすでに幾つかのクレジットカード外車や海外の携帯キャリアと提携しており、今後も対応する企業を増やしていくとしています。
Scrypto技術によるセキュリティ
「Cryptonex」では、取引やウォレット内を様々なトラブルから守るため「Scrypto」と呼ばれる暗号化アルゴリズムを利用しています。
これは複数のコンセンサスアルゴリズムの特徴を持つもので、ハッキングなどのリスクを最小限に抑えることができます。
また取引スピードを落とす必要がないため、利用者の負担になることもなく、なおかつ低コストな取引を行うことができます。
高価なマイニングシステムを使わずにマイニングができる
ビットコインをはじめとする多くの仮想通貨のマイニングは、強いパワーを持つマイニングシステムを複数組まなければ利益が出ないことも多いです。
仮想通貨は流通量が増えると、それだけ1枚のコインにかかるマイニングが難しくなっていくため、参入が遅くなるほどハードルが高くなっていってしまい、新規マイナーが生まれにくいのも現状です。
「Cryptonex」ではマイニングプールと呼ばれる機能を使って、利用者にPoSマイニングの利益が与えられる仕組みをとっています。
これにはウォレットの手数料も含まれており、全てを合わせた収入の12%がマイナーへの年間利益となります。
「Cryptonex(クリプトネックス)」まとめ
今回は分散型取引所を構築するプラットフォーム「Cryptonex」をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
すでに多くの分散型取引所が公開されていますが、マイニングの最適化や支払い方法の多様化を目指すという部分は独自性があり、非常に将来性のあるプロジェクトだと感じました。
仮想通貨としての価格も徐々に上がってきており、気になった方は是非チェックしてみてくださいね!