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韓国、匿名での仮想通貨取引きを規制&マネーロダリング防止のガイドラインも策定。

この記事は、湯本からの投稿です。

このニュースを三行で解説

  • 韓国では1月30日以降、匿名での仮想通貨取引きが規制される。
  • マネーロンダリングを防止する為のガイドラインも策定された。
  • 韓国6大銀行「NongHyup、KookMin、Shinhan 、KEBHana、IBK、JB Bank」は仮想通貨取引所との連携を進めている。

韓国、匿名の仮想通貨取引の停止期限について声明を出す

ソース元 https://www.coindesk.com/south-korea-announces-deadline-for-halt-of-anonymous-crypto-trading/

1月30日以降は匿名での仮想通貨取引を規制する。

韓国金融管理当局は、匿名での仮想通貨取引きに締め切りを設けた。

金融委員会(FSC)の新たな発表によれば、1月30日以降に韓国内で仮想通貨取引きを続ける為には実名の銀行口座を使用しなければならないルールになった。

その為、1月30日以降は仮想通貨取引所の名義と銀行口座の名義が一致しなければ銀行から資金を入金することができなくなる。

これらの動きについて、FSCは「国内6つの銀行と金融情報機関(Financial Intelligence Unit)の協力により、1月8〜16日迄の匿名仮想通貨口座を調査した結果、最も効果のある方法であると結論付けられた」と述べ、この規制により、投資家達のコンプライスを強化すると共に過度な投機を抑制したい考えだ。

マネーロンダリングを防止する為のガイドラインも策定。

更に、仮想通貨を使用したマネーロンダリング防止ガイドラインも策定された。

これについては、下記のように声明が発表されている。

1日に1000万ウォン以上の仮想通貨取引、また、資金の7日以内に2,000万ウォン以上の仮想通貨取引を行う取引については、マネーロンダリングとして見做す。

新たに設定したこのルールは、仮想通貨口座を通じて韓国の取引をしていた外国人にも大きな影響を与えている。FSCの発表が指摘するように、未成年者と非市民は新しい名前確認による制限を受ける。

仮想通貨取引所と銀行の連携は準備を進めている最中。

これまでのところ韓国の3つの仮想通貨取引所が、「新たなルールと現状は一致している」と述べた。

取引所Coinoneは、1月30日から実施される規制について「新しいルールの下で6つの銀行(NongHyup、KookMin、Shinhan 、KEBHana、IBK、JB Bank)が取引所との連携を準備中であり、当面は、既に連携が完了しているNongHyupに登録をして取引をしてほしい」と述べていた。

また、取引所Korbitは1月19日に公式ブログで、「Korbitにて取引きをする投資家は、既に連携が完了している新韓銀行の口座を用意して取引を継続してほしい」と付け加えた。