- 仮想通貨が下落傾向にある今でも、2つの投資戦略を念頭においてマイニング事業を行えば稼げる可能性はゼロではない。
- その1「安定運用型」の戦略であれば、中堅クラスの通貨を投資対象に。
- その2「短期集中型」の戦略であれば、時価総額トップクラスの通貨を投資対象に。
仮想通貨マイニング事業はまだ稼げる、安定運用or短期集中で投資に要注目
投資戦略1:安定運用型
日収は比較的小さいものの、マイニング競争が比較的落ち着いているため、比較的安定した収益が期待できる投資戦略です。この場合、予想される投資回収期間が相対的に長くなります。この投資戦略では、新型マシンの開発競争が緩やかな仮想通貨が投資対象となる場合が多く、時価総額ランキングでいうと中堅クラスの通貨となります。
仮想通貨は下落傾向にあるが、裏を返せば「変動が落ち着いてきている」ということ。しかもそれは中堅クラスの通貨で顕著で、設備投資に時間もお金もかかるマイニングとの相性は良いと言える。
dai06
投資戦略2:短期集中型
大きな日収を狙えますが、メーカー間の高性能新型マシン開発競争が活発であるため、収益水準の持続性に懸念が存在することを理解した上で行う投資戦略です。できるだけ短期間で投資回収を急ぐことになります。
この戦略では高価なマシンを導入する必要がある。もっとも、得られる利益はその分大きくなる可能性があるが、”持続性”には疑問符が…。価格の変動を見極める力も必要名上にリスクも大きく、安定運用型のように「地道にコツコツ稼ぎたい」という人には向かないだろう。
dai06
今後は、金融資産に対する投資のように、リスク分散の考え方を導入することが重要になってきます。つまり、投資の内容と投資のタイミングを考えたリスク分散です。例えば、上記の安定運用型と短期集中型に対応するマシンを組み合わせたり、投資タイミングを意図的に複数回に分けることが挙げられます。
仮想通貨が下落傾向にあっても、マイニング事業はまだ稼げるとする声も多い。
なお、日本でもマイニング機器の開発は進んでおり、2018年にはGMOが日本初となる国産マイニング機器「GMO miner B2」を発表。※すでに販売予定数を満たしている。
他にもマイニング用のASICチップの開発も進んでいる。※著名な製品でいえばTRIPLE-1の「KAMIKAZE」など。
マイニング事業への参入を考える時、市場の動きと同時にマイニング機器についても知識を深める必要がありそうだ。
dai06
ソース元https://gentosha-go.com/articles/-/17924