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仮想通貨にも効果的、Antuitがサイバー攻撃予知に本腰へ

https://www.antuit.co.jp/

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. サイバー攻撃を行う集団は2020年の東京五輪開催に際し、重要インフラにどういった攻撃を仕掛けるかで盛り上がっている。
  2. これに対しソフトウェアベンチャーのAntuitが、サイバー攻撃の発生予測を検知・通知するサービスに本腰を入れる。2019年初頭には、攻撃者のIPアドレスの検知等を自動化する見込み。
  3. このサービスはビッグデータによって成り立っており、インフラの他にも近年攻撃対象になることが増えている仮想通貨事業を守ることにも役立つという。

インフラと仮想通貨を守れ!Antuit本気のサイバー攻撃防止

ソフトウェアベンチャーのAntuitは7月13日、5月から事業展開を本格化させたというセキュリティ脅威情報の提供サービス「360度サイバーセキュリティサービス」に関するメディア向け説明会を開いた。

このサービスはゴールドマンサックスも出資しており、その金額は1500万ドル(約16億円)ともいわれる。2018年5月にサービスを正式リリースしてからは、大手企業中心に十数社が利用、利用料は月額300万円だ。

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サイバー攻撃者グループ内部のやり取りを常時監視することで、実際に攻撃を行うかどうか予測できるという。2018年は7月までにマルウェアの大規模感染活動など13件の緊急予測レポートを発行し、その全てで1~2週間後に攻撃の発生を確認したという。

サイバー攻撃の発生予測の精度はかなり高い。どこからともなくやってくる攻撃をあらかじめ知ることができるのは大きな意義がある。

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今後は2019年初頭にサービス内容を強化し、STIX(脅威情報構造化記述形式)とTAXII(検出指標情報自動交換手順)に準拠した情報配信を行う。

STIXを大まかに説明すると、サイバー攻撃をサイバー攻撃と判断(検知)するための指標のこと。TAXIIは、そうして検知した情報を、サービス内等で交換するための手順やメッセージの仕様のこと。

成長著しい仮想通貨にいきなりストップをかけたのは、2018年1月のあの流出事件だった。このような流出事件の再発、インフラへの攻撃を防止するためにも、Antuitのサービス強化には大きな期待が集まっている。

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ソース元https://japan.zdnet.com/article/35122461/