この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 質問交流サイト「Ask.fm」はPRの一環でエベレストに登山隊を派遣。しかし、登山隊に同行していたシェルパ(ガイド)が死亡したと26日に明かした。
- 登山隊には4人のウクライナ人登山家がおり、頂上に10万ドル相当(約1100万円)の未公開仮想通貨が入ったハードウェアを埋める予定だった。
- Ask.fmがYouTubeに投稿した動画では、登山隊の1人が「取れるものなら取りに来るといい」と呼びかける動画もあった。
仮想通貨PRで悲劇の結末、ガイド1人が死亡
質問交流サイト(SNS)「Ask.fm(アスク・エフエム)」は26日、PR活動で行った世界最高峰エベレスト(Mount Everest、標高8848メートル)の頂上に10万ドル(約1100万円)相当の仮想通貨を埋めるとした企画において、シェルパ(ネパール人山岳ガイド)が死亡したと明らかにした。
シェルバは、登山隊の荷物の運搬や登山ルート等の案内を行う命がけの仕事。危険がつきものであることは承知のことと思うが、やはりこのような事件は大変痛ましい…。
dai06
この企画をめぐってはAsk.fmがスポンサーを務める登山家4人がエベレスト登頂に挑んだが、ガイドのシェルパが5月中旬に行方不明になったことが発覚し、同社に非難の声が殺到。
行き過ぎたPR活動が招いた悲劇ともいえる。
上手くいっていればその宣伝効果はかなりのものだったのかもしれないが、今回の結果はこうなってしまった。遺体はまだ見つかっていない。
同時期には日本の登山家、栗城史多氏がエベレストで死亡しており、この山が如何に過酷であるかを私達に伝える…。
dai06
Ask.fmはハードウェアに入っていた100万コインが10万ドルに相当するとしているが、同社は新規仮想通貨公開(ICO)を行っておらず、金額は実際の市場価値に基づいたものではない。
未公開の仮想通貨の今後の運用は気になるところ。しかし今は、事件の究明が急がれるだろう。
dai06
ソース元http://www.afpbb.com/articles/-/3176179?cx_part=top_block&cx_position=3