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第2回目のみなし仮想通貨交換業者は『Kraken(クラーケン)』です。
はたして『Kraken(クラーケン)』とは、どんな取引所なのか? 今回も興味津々で調査してきました。
では、さっそくその調査結果を報告していきたいと思います。
Kraken(クラーケン)のスペック
取引所名称 | Kraken(クラーケン) |
運営会社 | Payward Japan 株式会社 |
どこの国の取引所? | 日本 |
設立年月日 | 2014年3月 |
資本金 | 3,000万円 |
Kraken(クラーケン)の概要
運営会社であるPayward Japan 株式会社は、元々は米国サンフランシスコに拠点を置くKraken(クラーケン)を運営する「Payward, Inc.」の子会社であり、Kraken(クラーケン)の名前は世界最大級の取引所として有名です。
またPayward, Inc.及びPayward Japanはマネーパートナーズグループとも業務提携しています。
Kraken(クラーケン)の取扱通貨及び通貨単位は?
Kraken(クラーケン)で取り扱っている通貨は17種類です。
取扱通貨 | 通貨単位 |
Bitcoin(ビットコイン) | BTC |
Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ) | BCH |
Ethereum(イーサリアム) | ETH |
Ethereum classic(イーサリアムクラシック) | ETC |
Ripple(リップル) | XRP |
LiteCoin(ライトコイン) | LTC |
Iconomi(イコノミ) | ICN |
DASH(ダッシュ) | DRK |
EOS(イオス) | EOS |
Gnosis(グノーシス) | GNO |
Melonport(メロンポート) | MLN |
Augur(オーガー) | REP |
Dogecoin(ドージコイン) | DOGE |
Lumens(ルーメン) | XLM |
Monero(モネロ) | XMR |
Zcash(ジーキャッシュ) | ZEC |
Stella Coin(ステラコイン) | XLM |
Kraken(クラーケン)の良い点ってどんなところ?
その1. 取扱通貨が多く他の国内取引所では取り扱っていない通貨がある
全17種類の仮想通貨を取扱っており、EOS(イオス)は国内取引所ではここでしか売買できません。
その2. 世界最高峰のセキュリティ
ログイン、入出金、売買等の際に、それぞれ別の種類で二段階認証を設定することが可能であったり、仮想通貨をオフラインで管理する、いわゆる「コールドウォレット」を運用することなどにより世界最高峰のセキュリティを構築しています。
Kraken(クラーケン)の悪い点ってどんなところ?
その1. 取引所の“板”やチャートがない
通常、取引所での売買には「売り板」と「買い板」という板情報やチャートを見つつ売買をすることが多いと思うのですが、それらのツールがありませんので情報収集に時間がかかってしまいます。
その2. 入金の反映が遅い
一般的な国内取引所なら銀行営業時間内なら遅くとも数時もあれば入金可能と思われますが、数日かかってしまいます。これでは入金時には相場が大きく変わっている可能性があります。
おわりに…
以上、第2回目のみなし仮想通貨交換業者『Kraken(クラーケン)』の調査報告でしたがいかがでしたでしょうか?
グループが世界最高峰の取引所ということで取扱通貨の多さと、私自身聞いたこともない仮想通貨を取扱っており、さすがは親会社がグルーバルに展開している取引所だな、と思いました。
セキュリティ面においても過去一度も外部からのサイバー攻撃を受けていない強固なシステムを構築しているとのことで、逆になぜまだ「みなし業者」なのか不思議でもある取引所でした。