この記事は、匿名希望からの投稿です。
Segregated Witness (SegWit)のアップグレード
ビットコインのスケーラビリティ向上に伴うSegregated Witness (SegWit)のアップグレードを開始。
これによりビットコイン取引でスピードアップを図ることに繋がり、そしてこのSegWitによる取引はこれまで以上に勢いを加速させている。
データをトラッキングしているSegWit.PartyのSegWit Chartsを見てみると、アップグレード後からSegWitを使用した取引数は2倍となり、全取引の30%近くを占めるまでになっている。
以下のチャートは、先週のSegWitを使用した取引の率を示している。
※図 SegWitデータトラッキング
SegWit導入の背景
SegWit導入の背景には、いわゆる「スケーラビリティ問題」と言われるものが関係しており、これはビットコインのブロックサイズに制限を設けているため、取引量が増すことでこのサイズ制限に到達してしまうというものだ。
これにより仮想通貨ネットワークは詰まることになり、結果的に取引にかかるコスト(時間と費用)が急増することになる。
この問題を解消するために導入した技術がSegregated Witness (通称:SegWit(セグウィット))であり、ブロック内データの電子署名部分を別ノードで管理することで、ブロックサイズの圧縮を可能にしている。
このSegWitの導入によってスムーズな取引を可能にすることができるのです。
海外の主要取引所でSegWitの利用を開始
海外大手の仮想通貨取引所であるCoinbase(コインベース)とBitfinex(ビットフィネックス)でも、今月からSegWitの利用を開始。
これによりビットコインの取引手数料は2ドルまで下げることになった。
(2017年12月にはビットコインの取引手数料最大$55)