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SECも一枚岩ではない?委員2人がフライフィッシュNFTの執行措置批判

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. 米証券取引委員会(SEC)の委員2人が、自らの組織であるSECの執行措置を批判。
  2. フライフィッシュのNFTを巡る問題で、証券法には該当しないと主張している。
  3. SECはNFTのイノベーターに対して、もっと自由に実験する余地を与えるべきだという。

SECの信頼損なう執行措置、SECの委員が見解述べる

米証券取引委員会(SEC)の2人の委員が、非代替性トークン(NFT)をテーマにしたレストラン「フライフィッシュクラブ」に対する75万ドルの和解に追い込んだとして、自らの組織を非難している。

フライフィッシュは1600個のNFTの販売によって、1480万ドルを得た。SECはこれを仮想通貨証券の未登録の提供に該当するとSECは判断している。

NFT仮想通貨Leader編集部

執行措置を批判し、フライフィッシュのNFTは「単に会員権の新しい販売方法」であり、証券法には該当しないと主張している。

反対意見書の中で、2人の委員はフライフィッシュのNFTが投資家に「脅威」を与えるものではなく、SECはNFTのイノベーターにもっと自由に実験する余地を与えるべきだと強調した。

委員長のゲンスラー氏をはじめ、仮想通貨業界に厳しい姿勢をとってきたことで知られるSEC。

しかし、その委員らも一枚岩ではないのかもしれない。

NFT仮想通貨Leader編集部

この執行措置は「SECに対する信頼を損なう」とも述べている。

フライフィッシュのNFTは、ニューヨークのマンハッタンに建設予定のレストランで食事と飲み物を提供する権利を顧客に与えるものであり、レストランのウェブサイトによると、今月開業予定だ。

各業界・各社で仮想通貨やブロックチェーンを軸とした、ユニークな試みが行われている。

依然としてSECのあり方に業界からの批判が集まるなか、委員らによる自身の批判という話題はなかなか印象的だ。

NFT仮想通貨Leader編集部


<参考元>cointelegraph