この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- クリプトドットコムのCEOが、従業員を1,400人増やす可能性を示唆。
- バイナンスやコインベース、クラーケンなども、チーム増強を進めている。
- 昨今のビットコイン上昇で、人材の再獲得の流れがきている可能性がある。
大量解雇から再獲得へ、ビットコイン上昇でチーム増強迫られる
クリプト・ドット・コムのクリス・マルザレックCEOによると、同社は従業員数を約1,400人増やす可能性があるという。
業界は2022年から2023年はじめにかけて、破産や信頼を損なう事件などが発生。仮想通貨価格も下落するなかで、プロジェクトの縮小や人材解雇の流れにあった。
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同CEOは、登録ユーザー数を増加させる計画を「ゆっくりと、慎重に、戦略的に」支援することを目的としていると述べている。
Layoffs.fyiが調査したテック業界255社のデータによると、2024年3月の解雇者数は7,322人で、2023年3月の37,963人と比べて80%以上の減少が見られた。
数字からみても、大量解雇の流れに歯止めをかかり始めている印象を受ける。
クリプトドットコム以外にも、バイナンスやコインベース、クラーケンなどがチームの増強を進めているという。
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多くの仮想通貨企業は、2023年に規制の厳格化とトークン価格の低下により最大20%の人員削減を余儀なくされた。
しかし、2024年にはビットコイン価格が史上最高値を記録し、ビットコイン現物上場投資信託(ETF)の承認を受けるなど、この変化が逆転する兆しも見られる。
ビットコインETFの承認やその価格上昇のニュースに代表されるように、業界は再び上向き始めているように思える。
しかし、現在も当局との足並みをそろえる必要性に変わりはなく、その規制の如何によっては人材獲得がままならなくなる可能性も頭に置いておかなくてはならないだろう。
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<参考元>cointelegraph