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SECが米コインベース請願書聞き入れか、120日の猶予求める

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. 米証券取引員会(SEC)が、米コインベースの請願書に応じる構え。
  2. 回答に120日間の猶予を求めているが、対応の内容については未定という。
  3. コインベースの幹部は、SECの動きを緩慢であるとして批判している。

SECが裁判所命令に反応、しかし結論は先延ばしか

米証券取引委員会(SEC)が米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)からの請願書に応答するため、120日の猶予を求めている。

コインベースが昨年7月に出した「デジタル資産証券規制に関する規則制定を求める請願書」に、SECがやっと応じた。

ただ、120日間の猶予は設定したものの、対応内容については未定という。

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これを受け、コインベースの最高法務責任者のポール・グレワル(Paul Grewal)氏が6月14日ツイッターにて反応した。

グレワル氏は、今回のSECの行動を「(SECは)新しい暗号資産のルール策定について、何も決定していないという誤りを繰り返している。また裁判所命令にもかかわらず、期限を約束することを拒否している」と指摘した。

SECは裁判所からの職務執行命令に動いたものの、コインベースからすれば”煮え切らない”というのが正直な感想だろう。

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この請願書でコインベースは、デジタル資産証券に関する規則を提示して採択するようにとSECに要求。またコインベースは「デジタル資産証券規制上の取り扱いについて明確性と確実性」を提供するための50項目の具体的質問に対する回答もSECへ求めている。

SECは仮想通貨関連企業らを相次いで訴えるなど、米国内では折り合いが非常に悪くなっている。

120日の間にどういった決定が下されるのかによって、そうした状況もまた大きく変わるかもしれない。

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<参考元>あたらしい経済