- Webサイト制作に重宝されているWordPressに新しいプラグインが登場。
- 「Cryptocurrency Exchange(暗号資産取引所)」を使用すれば、誰でもWebサイトに取引所を開設することができる。
- 発表社はプラグインについて「真にボーダレスな世界の実現に一歩近づける」と語る。
誰でも自分のサイトに暗号資産(仮想通貨)取引所の時代?
カリフォルニア州サンタモニカに拠点を置くブロックチェーンスタートアップのドレーパー・ゴレン・ホルム(Draper Goren Holm)は、人気のウェブサイト構築ツール「ワードプレス(WordPress)」用のプラグイン「Cryptocurrency Exchange(暗号資産取引所)」を発表。
このプラグインはどんな人でも利用可能で、”数分で”暗号資産取引所を開設することができるという。
dai06
2019年にゴレン・ホルムのパートナーとなったティム・ドレーパー(Tim Draper)氏は、このプラグインによって「我々は、真にボーダーレスな世界という夢に一歩近づける」と語った。同社の創業パートナーであり、プラグインの作者であるアロン・ゴレン(Alon Goren)氏は、ウェブサイトの35%はワードプレス(WordPress)を使って作られていると述べた。
法的な規制の問題を抜きに考えると、このプラグインがあれば誰でもオリジナルの暗号資産取引所を開設することができる。
開発者のアロン・ゴレン氏はWebサイトの35%はWordPressでできていると語り、その可能性に期待感を持っている。
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これは、取引所機能が取引所に対する古典的なハッキングに対する脆弱性を持たないことを意味するのかもしれない。プレスリリースでは、プラグインのセキュリティー機能についてあまり触れていない。
(中略)
我々はドレーパー・ゴレン・ホルムに詳細を求めたが、記事公開時点で返答はまだない。
明らかになっていない懸念も多く、広く出回るにはまだ課題が多いかもしれない。
WordPressはプラグインの導入によってWebサイトに独自性をもたらすが、それを導入することによって起こる不具合やリスクにも最大限の注意を払う必要がある。
dai06
ソース元https://www.coindeskjapan.com/54257/