この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- マイクロソフトがマイング機器ではなく、人間の体を使ったマイニングシステムの開発に挑んでいる。
- 「体の活動データを使った仮想通貨システム」で特許を申請している。
- 特定の活動を行った際の人間の脳波や体熱データを使うマイニングで、条件をクリアしたユーザーには報酬の支払いも。
脳波や体熱を無駄にしない!マイクロソフトの新仮想通貨マイニング
マイクロソフトが、マイニング機器を使わずに「人間の肉体の活動」を使って仮想通貨をマイニングするシステムの開発を目指している。3月26日に公表された特許から明らかになった。
膨大な電力を要することで知られる仮想通貨マイニングは、環境破壊の可能性もあり批判の声も少なくない。
マイクロソフトが研究を進める新しい仮想通貨マイニングは、そうした懸念とは無縁のものとなるだろうか。
dai06
「例えば、ユーザーが広告を見たり特定のネットサービスを使うなどの活動をする際に出す脳波や体の熱は、マイニングプロセスで使える」
人間の活動で生じる脳波も体熱データも、このマイニングシステムでは無駄にはならないようだ。
「そんなこと本当にできるのか?」と思うかもしれないが、まさにそういった難題をマイクロソフトはやろうとしている。
dai06
サーバーがユーザーのデバイスにタスクを供給。人間の運動によるデータが基準を満たすかを判断し、条件をクリアしたユーザに対して仮想通貨を報酬として提供する仕組みだという。
確実性のあるセキュリティ管理と適切なタスク共有がなされれば、この試みは広がっていくかもしれない。
そして仮想通貨は機械ではなく生き物から生まれる時代もやってくるのかも…。
dai06
ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/microsoft-files-patent-for-crypto-mining-system-using-body-activity-data