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「Obyte(オーバイト)」は現実世界で採用されることを目的としたオープンソースな仮想通貨プラットフォームです。
「Obyte(オーバイト)」の概要
通貨名/通貨単位 | Obyte/GBYTE |
公開日 | 2016年9月 |
最大発行数 | 1,000,000 GBYTE |
ホワイトペーパー | – |
公式サイト | https://obyte.org/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/ObyteOrg |
公式テレグラム | https://t.me/obyteorg |
購入可能取引所 | Bittrex,BitZ |
「Obyte(オーバイト)」はオープンソースでスケーラブルなトランザクションを特徴する仮想通貨プラットフォームです。
プラットフォームとしての主な活動は、仮想通貨を使った資金調達Initial coin offering(ICO)の仲介者としての役割です。
「Obyte」を利用すれば法令に準拠した証券トークンを最低限必要な知識のみで発行することができ、企業は専門の職員を自社で雇う必要がありません。
プラットフォームに内蔵された投資家認定証を発行し、未登録証券トークンを適切な投資家へ販売することが可能になります。
「Obyte(オーバイト)」の特徴
ICOプラットフォーム
「Obyte」プラットフォームは、ICOを行いたい企業をサポートするICO仲介プラットフォームです。
他のプラットフォームに比べ、下記のような特徴を持っています。
・その国の法令に準拠した多国籍ICOプラットフォーム
・投資家と証券トークンのマッチング
・単一のプラットフォーム内で完結させる
「Obyte」プラットフォームの最も大きな特徴は、複数の国の法律に対応したICOプラットフォームという点。
現状ではアメリカ、イギリス、日本、アイルランド、韓国、中国ほか16か国に対応しています。
特定の国に特化したICOプラットフォームは多いですが、これほど多くの国をサポートしたICOプラットフォームはほとんどありません。
また、将来的な投資家に向けた証券トークンの販売にも積極的で、その国に応じたマッチング手段を使って投資家と企業ICOを結びつけます。
従来の仮想通貨プラットフォームにない取り組み
「Obyte」は従来の仮想通貨プラットフォームよりも利便性・セキュリティ性を高め、よりユーザーが利用しやすい環境を提供しています。
・デベロッパーフレンドリー
「Obyte」プラットフォームは新規ユーザーに向けた取り組みも行っています。
中でも専用アプリを利用した展開はサービス開始当初から行っており、ウォレット内のアプリストアからプラットフォーム上の全ての利用者に即時アクセスすることができます。
・リスク無し条件付きスマート支払い
受取人がトークンをを受け取るときの条件を設定することができ、条件が満たされない場合、支払った金額を返還しています。
エスクローに近い仕組みと言えますが、仲介者にお金が入らないという点で異なります。
・P2P保険
ネガティブな事象に対するリスクヘッジも積極的に行っています。
中でもピアから保険を購入し、トラブルが発生した時に支払いを行うP2P保険は他にはない試みだと思います。
保険は問題の発生した場合に保険者がロックを解除することができ、この際に行われるあらゆる契約はスマートコントラクトによって自動化されています。
IoT分野へも意欲
「Obyte」は今後の展開としてIoT(モノとインターネット)分野にも力を注いでいます。
このプロジェクトはBIoTと呼ばれ、「Obyte」プラットフォームを介してデバイスを相互に接続するためのプロジェクトです。
ユーザーはObyteのマイクロペイメントを使用して支払いプロセスを管理し、監視することができます。
IoTは今後も拡大が見込める非常に市場の広い分野です。
今後の展開に期待したいですね。
「Obyte(オーバイト)」まとめ
今回は仮想通貨プラットフォーム「Obyte(オーバイト)」をご紹介してきました。
日本では「ByteBall」という名称で展開されており、今回紹介したサービスは日本国内でも受ける事が出来ます。
新たな試みを多く行っているので、今後どのような展開を行っていくのか非常に楽しみですね。