- 仮想通貨取引所バイナンスが機関投資家らを対象にアンケートを実施。
- 年末までにビットコイン(BTC)の価格は45%上昇し、イーサリアム(XRP)は50%上がるという価格予想を発表。
- 成長要因のほぼ半数には「世界、地域両方での規制の変化」が挙げられた。
機関投資家「ビットコインもイーサリアムも年末には上がる」
仮想通貨取引所バイナンスが発表した機関投資家を対象にしたアンケートで、年末までにビットコインの価格が45%上昇し、1万ドルになるという価格予想が公表された。
2019年11月下旬。ビットコインの価格は一時6700ドル台まで落ち込んだ。
だが機関投資家のアンケートによれば、年末には大幅な値上がりを期待する声が多いという。
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ETHは210ドルで現在より約50%上昇。XRPは0.30ドルで約40%上昇すると予想。ビットコインのドミナンス(時価総額に占める割合)については69%になるとした。予想は10月に公表されたものよりも高い数値となった。
中国の仮想通貨業務への規制強化や眠れる”クジラ”の存在など、市場に不安を抱く要素も多いはずだが、価格上昇への期待感は徐々に高まっている。
もっとも、2017年末のような急騰は難しいかもしれないが、今回のアンケートでは「上がる」とみるのが大勢のようだ。
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成長要因は「世界、地域両方での規制の変化」が44.3%がトップ。リスク要因としてハッキングなどの「プラットフォームの障害」が48.3%がが最も多かった。
Facebookのリブラへの規制をきっかけに、各国は一層仮想通貨への見方を改める必要に迫られている。そのリスクを認識し対策を求められる一方で、上手く扱えた場合のメリットについても検討が求められているのだ。
規制は強化されたとしてもその安心感によって、ユーザー数・取引数が増加すれば、価格上昇には好影響を与える可能性がある。
dai06
ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/bitcoin-would-reach-10k-dollar-until-end-of-year-by-finance-research