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「Winding Tree(ウィンディングツリ―)」旅行業界で利用される仮想通貨プロジェクト!

この記事は、湯本からの投稿です。

「Winding Tree(ウィンディングツリ―)」は旅行分野で利用されるブロックチェーンプロジェクトです。
旅行代理店などが抱える問題を解決し、より円滑な決済を低コストで提供することが可能です。

「Winding Tree(ウィンディングツリ―)」の概要

通貨名/通貨単位Winding Tree/LIF
公開日2017年
最大発行数24,976,439 LIF
ホワイトペーパー
公式サイトhttps://windingtree.com/
公式ツイッターhttps://twitter.com/windingtree
公式テレグラムhttps://t.me/windingtree
購入可能取引所IDEX

「Winding Tree(ウィンディングツリ―)」は旅行業界で利用される仮想通貨と、関連するサービスの名称です。

2017年創業の比較的新しい非営利企業で、スタートアップ企業への投資を積極的に行っているY!Combinatorでホテル利用客を対象としたRoomstorm(ルームストーム)サービスの開発を行っていたメンバーが中心となって開始されました。

具体的な事業としては、契約を自動的に履行するスマートコントラクトなどを利用して、B2Bの旅行マーケットプレイスの提供やプラットフォームが収集した旅行リソースの提供、旅行代理店などのスタートアップへのサポートなどを行っています。

ドイツ最大の航空事業会社ルフトハンザなどとパートナーシップを結んでおり、今後に期待されているプロジェクトです。

今回はそんな「Winding Tree」について詳しくご紹介していきたいと思います。

「Winding Tree(ウィンディングツリ―)」の特徴

旅行業界団体が運営するプロジェクト

「Winding Tree」が帰属するのは同名のスタートアップ企業であり、旅行業界団体でもあります。
パブリックチェーンを利用したプラットフォームで、コードはGitHubで公開されています。

パートナーシップを結んでいる企業も旅行業界の有名企業がほとんどです。

現行のMVP版(実用最小限のバージョン)では、イーサリアムブロックチェーンを利用して展開を行っていますが、定期的なダウンタイムを無くすため今後は別のブロックチェーンに展開を移す可能性を示唆しています。

具体的な事業

「Winding Tree」の事業展開は、プラットフォーム上で管理されるAPIを利用したサポートサービスです。
顧客情報や在庫、レビューなどあらゆる旅行リソースを管理し、関連サービスや新規旅行代理店に提供していきます。

ホテルや航空会社は、「Winding Tree」のAPIを利用して空き部屋や空席などの情報を書き込んでいきます。
これらの情報はスマートコントラクトによりある程度自動化されるため、ほぼリアルタイムで更新する事が可能です。

旅行代理店はこれらの顧客情報を確認して、空室・空席情報を取得し、顧客の条件にあわせてサービスを提供することができます。

また、プラットフォームで利用されるブロックチェーンはパブリックチェーンですが、予約情報などのトランザクションデータは暗号化されているため、当事者のみが閲覧可能になっています。

独自トークンLiF

「Winding Tree」が発行する独自トークンLiFはイーサリアムベースのERC20トークンとして機能します。
一方で業界のニーズに合わせてデータを扱えるように拡張性を持っていると紹介されています。

Lifは顧客情報の確認や実際の決済に使うことが可能で、現状はICOによって75%が参加者に配布されています。

「Winding Tree」ではLifの価格を市場検証メカニズムを利用したスマートコントラクトで管理することを目標としており、今後は通貨情報から顧客の流れなどを即座に反映することができるとしています。

「Winding Tree(ウィンディングツリ―)」まとめ

今回は旅行業界で利用される仮想通貨「Winding Tree」をご紹介してきました。

ブロックチェーン技術の登場で、あらゆる仲介業を分散化させるサービスも非常に増えてきました。
今後「Winding Tree」サービスが発展し一般化すれば、個人利用者にも大きな恩恵があるのは間違いないでしょう。

どのような展開を行っていくのか、非常に気になるプロジェクトです。