この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- Facebookの独自仮想通貨、リブラのプロジェクトから離脱する企業が相次いでいる。
- VISAやMasterCardといった決済大手ら4社も離脱することがわかった。
- 同社らは米上院議員らから、書簡で離脱を求められたばかり。
VISAら決済大手も離脱、続行危ぶまれるリブラ
インターネット交流サイト(SNS)最大手フェイスブック(FB)が主導する暗号資産(仮想通貨)「リブラ」発行計画から、クレジットカード大手のビザやマスターカードなど米国の4社が新たに離脱を決めたことが11日明らかになった。
彼らは米上院議員から書簡でプロジェクトからの離脱を求められたばかりだ。その書簡には「このままプロジェクトに参加していれば、当局からの監視が強まるぞ」といった強いメッセージが書かれていたという。
VISAはまだ最終決定を下していないとのことだが、参加することのリスクを感じている様子。
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2020年前半の発行を目指す計画の先行きが不透明になってきた。
各国の規制当局から批判され、協力する各社の力まで削がれ始めたリブラ。2020年の発行はおろか、計画そのものを続行できるかわからなくなっている。
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リブラ発行計画について、各国・地域の規制当局は金融システムの安定性の問題やマネーロンダリング(資金洗浄)への悪用の観点から強い懸念を表明。
2019年10月末にはFacebookのCEOマーク・ザッカーバーグ氏が公聴会に出席することがわかっている。
当初彼は各国の示す懸念に対して回答するものと見られていたが、VISAらの離脱が決まったことで計画の続行について語る可能性も出てきた。
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ソース元https://www.jiji.com/jc/article?k=2019101200349&g=int&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit