この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 仮想通貨取引所バイナンスは、ステーブルコインである「ヴィーナス」の発行を計画中。
- ヴィーナスは規制当局と協議の上で発行される、”親政府的”な通貨だという。
- ヴィーナスは主に発展途上国で流通し、グローバル市場への参入に役立つという。
バイナンス幹部「うちはこの道のプロ」、リブラに対抗心
仮想通貨取引所バイナンス(Binance)は現在、自社によるステーブルコインのヴィーナス(Venus )プロジェクトを、フェイスブック(Facebook)のリブラ(Libra)に代わる親政府的なプロジェクトとして明確に位置づけている。
世界最大級の取引所とされるバイナンスがついに仮想通貨発行へ乗り出すようだ。
しかもFacebookのリブラが調整に苦慮している、規制当局らに親しいものだという。
dai06
バイナンス チーフコンプライアンスオフィサー サミュエル・リム氏
「ヴィーナスというのは、リブラへの反応、またはリブラの代替と言う方がいらっしゃるかもしれません。私は、リブラにとって強力な競合のような存在だと言いたいですね」
リブラの対抗馬としては中国のデジタル人民元も噂されていたタイミング。その争いにバイナンスも加わる可能性がある。
dai06
「我々はこの道のプロなのです。フェイスブックが即席でブロックチェーン・チームの体を整えているのとは訳が違います。私たちは最初期からこの仕事に携わっており、弊社CEOはこの業界で10年以上やってきたのです」
サミュエル・リム氏の発言はリブラへの宣戦布告ともとれる。
リブラ発行に向けた上手く調整が進まない一方、周囲のライバルは虎視眈々とチャンスをうかがっている…。
dai06
ソース元https://www.coindeskjapan.com/21823/