この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 仮想通貨決済企業サークルのCEOアレール氏が、中国が準備を進める”デジタル人民元”についてコメント。
- 欧米の決済方法に変化をもたらす可能性や中国の先進性について述べた。
- 2019年8月初旬、中国人民銀行はプロジェクトが最終段階にあることを発表している。
サークルCEO「デジタル人民元は欧米のシステム変える」
仮想通貨決済企業サークル(Circle)のCEO、ジェレミー・アレール(Jeremy Allaire)氏は、国家デジタル通貨の開発においてアメリカが中国に遅れをとっていることは、欧米企業が支払いを送金する方法に変化をもたらす可能性がある、と述べた。
サークルCEOのアレール氏は仮想通貨業界では一目置かれる存在。
Facebookのリブラに関する公聴会にも出席し、「世界経済の突破口」と期待感を示している。
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ジェレミー・アレール
「インターネット上で運営可能なソフトウェア上で利用できる人民元のデジタル通貨版は、中国と中国企業にとってチャンスとなり、(中略)欧米の銀行システムをバイパスすることができます」
アレール氏は、デジタル通貨が世界の貿易通貨として成立する可能性を述べた上で、デジタル人民元の可能性についても期待感をもって説明した。
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2019年8月初旬、中国の中央銀行にあたる中国人民銀行は、1年に及ぶデジタル通貨プロジェクトが完成に近づいていると発表した。
Facebookのリブラの計画続行が危ぶまれるなか、中国人民銀行のデジタル人民元は着々と準備が進められているようだ。
アレール氏が語るように、中国の新しい金融システムが欧米の金融システムを超越する日もやってくるのかもしれない。
dai06
ソース元https://www.coindeskjapan.com/18022/