目次
「Dent(デント)」はモバイルデータ容量をチャージするサービスを展開するプロジェクトです。
独自トークン「DENT」はプラットフォーム内で利用される決済手段としての役割や、ディスカウント等が行われた際に使われます。
「Dent(デント)」の概要
通貨名/通貨単位 | Dent/DENT |
公開日 | 2017年6月 |
最大発行数 | 100,000,000,000DENT |
ホワイトペーパー | https://www.dentwireless.com/whitepaper |
公式サイト | https://www.dentwireless.com/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/dentcoin |
公式テレグラム | https://t.me/dentcoin |
購入可能取引所 | Allbit,Alterdice,Binance,Bitbns,BITBOX,BiteBTC,Bittrex |
「Dent(デント)」はモバイル端末が通信によって使うデータ容量を売買できる全く新しいサービスです。
世界的にはすでにアメリカの「AT&T」やブラジルの「Oi」など、大手通信会社のデータ容量を購入するサービスが多く展開されており、今後さらに事業的にも拡大していく分野です。
「Dent」はデータ容量を同名の独自トークン「DENT」によって購入することができ、2018年の後半からビットコイン、イーサリアム、バイナンスコインでの決済にも対応しました。
これまでにもPayPalには対応していましたが仮想通貨を使った決済ができると言うのは投資家としても非常にありがたいですよね。
今回はそんなモバイルデータ容量チャージサービス「Dent」を詳しくご紹介していきたいと思います。
「Dent(デント)」の特徴
モバイルデータと帯域幅の販売プラットフォーム
「Dent(デント)」はモバイルデータの容量と帯域幅の販売を行うことができるプラットフォームです。
帯域幅と言うのはデータの移動の際に使われる周波数の幅のことで、Hz(ヘルツ)と言う単位を使って示されます。
帯域幅はデータ移動に使われる最も大きな周波数と最も小さな周波数の差を示しており、この幅が広いほどできるデータの量が大きくなります。
「Dent」では実際に利用されるモバイルデータ容量だけではなくこの帯域幅も同時に販売することで、より利用者のモバイル通信を便利にしようとしています。
Dentの目的
「Dent」の目的はモバイルデータ通信及び帯域幅を解放することによって、従来では中央集権的に管理されてきたモバイルデータの購入販売をより自由に行うことです。
「Dent」では主に3つの目標を掲げこれを実現しようとしています。
・モバイルデータのシェアリングエコノミー
前述したモバイルデータ容量の販売プラットフォームによって、利用者が自由にモバイルデータの売り買いをすることができます。
・データローミング費用を下げる
例えば海外でモバイルデータを利用しようとすると、国内よりもデータローミング費用が高くつきます。
しかし、現地のモバイルデータを購入すればそういったローミング費用を下げることができます。
・モバイルデータを安く共有
一般的なキャリアから販売されるモバイルデータの追加料金よりも安く設定されており、利用者は使わないモバイルデータを自由に販売し、自分の利益にすることができます。
収益性、成長性ともに大きく評価されている
「Dent」プラットフォームの成長性やその収益性は多くの投資家から評価されており、Marius Kramer氏と言う人物がその将来性を分析しています。
Analysis on the #DENT business side: https://t.co/cCCtXxPvSc Thanks Marius Kramer, the #1 #Crypto Writer on Quora! DENT Exchange is open, start trading with #Mobile #Data, create an account HERE: https://t.co/xBfyuEPK6J #BLOCKCHAIN #dentcoin #btc #eth #gsma #5G #cryptocurrency pic.twitter.com/6JchzqMBcE
— DENT (@dentcoin) January 11, 2019
氏によると、2018年の総ユーザー数と月間アクティブユーザー数は、Facebookの約8倍速い速度で成長しており、2019年末までには計3000千万人、毎月2000人のアクティブユーザーによって利用されると見込んでいるようです。
また「Dent」を利用する上位5カ国の使用量から、年間5700千万ドルの予測年間収益性があるとしています。
独自トークン「DENT」もバイナンスに上場するなど、プラットフォーム外でも購入可能な点から、今後価格も上がっていくとされています。
「Dent(デント)」まとめ
今回はモバイルデータ通信の売買プラットフォーム「Dent」をご紹介してきました。
まだまだキャリアによる中央集権的な管理がされている日本のモバイルデータ市場も、今後利用者の声が大きければ分野として発展していくかもしれません。
モバイル端末を利用しているすべての利用者にメリットがあるプロジェクトなので、今後の展開に期待したいですね。