この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- ビットポイントジャパンから35億円相当の仮想通貨が不正に流出。
- 同社は業務改善命令の解除明けから1カ月も経っていない。
- 日本仮想通貨交換業協会は、仮想通貨をコールドウォレットへ移すよう各社に要請した。
ビットポイント35億円流出、協会も事態収拾へ動く
仮想通貨取引所の自主規制団体である日本仮想通貨交換業協会は12日、会員であるビットポイントジャパンで仮想通貨の不正流出事件が起きたことを受け、ホットウォレットで管理している仮想通貨を可能な限り、インターネット接続がない「コールドウォレット」に移すなど安全対策を取るよう各社に要請した。
ビットポイントから約35億円分もの仮想通貨が流出。12日朝よりサービスの利用を停止し、原因の究明にあたっている。
業務改善命令の報告義務が解除されてからすぐの問題発生となってしまった。
dai06
ビットポイントで流出した仮想通貨はホットウォレットで管理されていた。
コールドウォレットならインターネット接続がないため、不正なアクセスは起こらない。
今回の件は、自主規制団体である協会にとっても頭が痛いだろう…。
dai06
同協会は仮想通貨の管理状況について、自己点検を要請。報告期限は16日午前9時だが、ホットウォレット上に保管する仮想通貨の異常な減少の有無については12日18時までに報告するよう求めた。
仮想通貨の流出事件は業界全体にとってマイナスだ。仮想通貨そのものへの不信感が募れば、取引所を利用するユーザー数に影響する。
特にビットポイントの問題は前述の通り、業務改善命令解除明けすぐの発生である。協会を筆頭に業界全体で取り組んでいかなければならないだろう。
dai06
ソース元https://jp.reuters.com/article/japan-cryptocurrency-idJPKCN1U70QC