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「WePower(ウィパワー)」は実際のグリーンエネルギーをトークン化し、取引を行うプラットフォームです。
利用者はプラットフォームとトークンを使って、低コストかつ少ないプロセスでグリーンエネルギーの取引ができます。
「WePower(ウィパワー)」の概要
通貨名/通貨単位 | WePower/WPR |
公開日 | 2017年7月 |
最大発行数 | 745,248,183 WPR |
ホワイトペーパー | – |
公式サイト | https://wepower.network/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/WePowerN |
公式テレグラム | https://t.me/WePowerNetwork |
購入可能取引所 | Binance,Bitbns,Ethfinex,Huobi Global,Huobi Korea,IDEX,Sistemkoin |
「WePower(ウィパワー)」はグリーンエネルギーをトークン化して取引や管理を行うためのプラットフォームです。
グリーンエネルギーとは太陽光発電や風力・水力発電、バイオマス発電などの自然由来のエネルギーの総称です。
発電や購入によって保有しているエネルギーを登録しておくと、それに応じたトークンが発行されます。
利用者はそのトークンを取引することで実際のエネルギーの交換を行も交換することが出来ると言う仕組みです。
グリーンエネルギーをより手軽に交換することが出来るため、投資家やエネルギー事業者だけではなく、環境保全団体などからも注目されています。
グリーンエネルギー業界へのソリューション
現在、世界中で最も使われているエネルギーは、ガスや石油エネルギーです。
これらのエネルギーは大気汚染を進行させることが問題になり、2000年代から特定の物質から抽出しないグリーンエネルギーの関心も高まってきました。
しかし、これらのグリーンエネルギーに対する関心が低かったり、参加する事業者がまだまだ少なく、一般層に浸透していないのも事実です。
「WePower」では下記のようなことが原因と考えています。
・従来のエネルギー事業よりも利益率が低い
・国ごとに規制される法
・政府や公的機関による実質的な中央集権的管理
「WePower」はこれらの問題に対するソリューションとして、ブロックチェーンを利用してより手軽にグリーンエネルギー取引を行える環境を整えるプロジェクトです。
取引の低コスト化を図ることで事業者の利益率を上げ、ブロックチェーン技術によって非中央集権的な取引環境を提供します。
「WePower(ウィパワー)」の特徴
エネルギーをトークン化するプラットフォーム
「WePower」はグリーンエネルギーをトークン化することで、国際的なグリーンエネルギー取引を効率化・低コスト化することができるようになります。
トークンは1kWhごとに1WPRとして取引することができ、トークン保有者はいつでもそれをエネルギーに変換することが出来ます。
これらトークン取引のプロセスは、プラットフォーム上で全て完結することができます。
利用者は必要なエネルギー分だけトークンとして購入することができ、ブロックチェーン技術によって仲介を介さずに取引を行うことが出来ます。
「WePower」はこの仲介者のいらない取引を後述するスマートコントラクト技術を用いて、実行することで取引の低コスト化も可能にしています。
スマートコントラクト
スマートコントラクトは、あらかじめ設定された条件に沿って複雑な契約処理を自動的に行う仕組みです。
一般的なエネルギー取引では、エネルギー事業者や国によっては特定の機関と複雑な契約プロセスを踏まなくてはなりません。
しかしスマートコントラクトを利用すれば、人の手が入らなくても実行できるプロセスを自動的に処理することができます。
契約の間違いや不正が無くなるだけではなく、契約履行のための人材も必要なくなり、取引のコストも低くなります。
「WePower(ウィパワー)」まとめ
今回はグリーンエネルギーの取引を行うプラットフォーム「WePower」をご紹介しました。
事業としても魅力的で、著しい経済成長を遂げる中国やインドなどで問題になっている大気汚染などのソリューションとしても期待されています。
ブロックチェーン技術の登場で似たコンセプトのプロジェクトも増えてきたため、今後どのように独自性を出していくのか非常に楽しみですね。