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「FOAM(フォーム)」ライバルはGPS!位置情報を証明するマッピングプロジェクト!

この記事は、湯本からの投稿です。

「FOAM(フォーム)」は位置情報を証明するプルーフオブロケーション、およびマッピング技術を提供するプロジェクトです。
契約の履行を自動化するスマートコントラクトによる非中央集権的な地図作成を行うことができるようになります。

「FOAM(フォーム)」の概要

通貨名/通貨単位FOAM /FOAM
公開日2016年9月
最大発行数1,000,000,000 FOAM
ホワイトペーパーhttps://www.foam.space/publicAssets/FOAM_Whitepaper.pdf
公式サイトhttps://www.foam.space/
公式ツイッターhttps://twitter.com/foamspace
公式テレグラム
購入可能取引所Bilaxy,Poloniex,IDEX

「FOAM(フォーム)」はブロックチェーンとスマートコントラクトを用いて、非中央集権的な位置情報サービスを提供するプロジェクトです。
位置情報を証明するプルーフオブロケーションを用いて、中央管理者がいなくても位置情報の正確さを証明することが出来ます。

今後技術の発展性や拡張性が知れ渡れば、現在多くのデバイスでも導入されているGPSなどに置き換わる可能性もあります。

今回はそんな「FOAM(フォーム)」について詳しく紹介していきたいと思います。

「FOAM(フォーム)」の特徴

ブロックチェーンを使った地図作成プラットフォーム

現在、地図情報を使ったサービスで最も有名なのはGoogle社の提供するGooglemapです。
Google社のコンテンツはサービス内で違うコンテンツと繋がっており、とても便利な反面、位置情報という分野において中央集権的な部分が問題視されています。

GoogleMapは非常に多くの人が利用しており特定の企業との提携も行っているため、仮になんらかのハッキング行為に見舞われ、内容が改ざんされた時のリスクは図り知れません。

またGoogleMapの地図作成はボランティアベースで進行しているため、地図の整備自体はそれほど早くなく信頼の裏付けを簡単に仕組みもありません。

「FOAM」はブロックチェーンを用いて、位置情報のデータを分散化しそういった様々なリスクを軽減しています。
GoogleMap同様、ボランティアベースで地図作成を行っていますが、信頼のおける情報を提供した場合に報酬(インセンティブ)を支払い、地図の信頼度を高めています。

スマートコントラクトによる処理の自動化

イーサリアムで有名なスマートコントラクトは、今まで人間が行ってきた契約履行の処理を自動化する仕組みです。
スマートコントラクトによって特定の設定をプログラミングしておくと、条件に当てはまる契約を自動的に処理をして履行します。

「FOAM」はこのスマートコントラクト技術を用いて、位置情報の処理を行っています。
また、イーサリアムのアドレスを結びつけることが可能で、イーサリアムに物理的な位置情報を関連付ける事が可能になります。

公式では具体的なユースケースが提示されていないものの、様々な応用が期待できそうな仕組みです。

空間情報を可視化する

「FOAM」が提供するWebアプリケーションSIVは、「FOAM」プロコトルに構築される分散型アプリケーションです。
分散型アプリケーションとは、ブロックチェーンによって内部データを分散して処理することで、中央管理者がいなくても自律的に稼働することができるアプリケーションのことです。

SIVは、利用者から集めた情報をスマートコントラクトを用いて自動的に正式な契約とし、空間情報を共有して可視化することが出来ます。

実際にその場所にどういったものがあるのか、利用者が確認して「FOAM」へ送信すれば、スマートコントラクトによって自動的に契約が承認され報酬を貰うことが出来ます。

この仕組みが本格化すれば、GoogleMap以上の速度で地図を更新することが出来るようになります。

「FOAM(フォーム)」まとめ

今回は位置情報サービスプロジェクト「FOAM」をご紹介してきました。
今後プロジェクトが本格的になれば、現在市場を席巻しているGPSになり替わる機能に成りえます。

絶え間なく変化する位置情報は需要がなくなることはなく、投資先としてみても非常に魅力的なプロジェクトと言えるでしょう。