「Pillar(ピラー)」は個人情報を保管するデジタルウォレットを提供するオープンソースプロジェクトです。
次世代にオペレーティングシステムになることを目指し、プラットフォーム上で利用される仮想通貨PLRトークンの発行を行っています。
「Pillar(ピラー)」の概要
通貨名/通貨単位 | Pillar/PLR |
公開日 | 2017年3月 |
発行数 | 800,000,000 PLR |
ホワイトペーパー | – |
公式サイト | https://pillarproject.io/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/PillarWallet |
購入可能取引所 | Bancor Network,EtherDelta (ForkDelta),HitBTC,IDEX |
「Pillar(ピラー)」は個人情報の保管を目的としたウォレットを提供するオープンソースプロジェクトです。
私達の生活には、個人情報を必要とする様々な場面があります。
例えばクレジットカードによる決済を行った時、本人確認などで個人情報を参照して支払いを行っていますよね。
こういった個人情報は各サービスを管理している会社に預けている状態にあります。
しかし、これら個人情報を使った事業を行っている会社の中には、顧客の個人情報を悪用する企業もあります。
一昔前は個人情報を外部企業へ売りさばく違法専門業者なども大きな問題となりました。
これらは管理している会社が、複数の個人情報を集中的に管理していることが原因と言われていました。
「Pillar」ではこう言った個人情報の問題点を解決するために発起されたプロジェクトです。
「Pillar(ピラー)」の特徴
個人情報を安全に管理するためのウォレット
「Pillar」は個人情報を管理するためのウォレットを提供しています。
このウォレットはただ仮想通貨を保管するためでなく、複数に分けて登録してある個人情報をすぐに参照することに役立ちます。
マルチチェーンによって複数の通貨に対応しており、対応している通貨も非常に豊富です。
現在はブラウザ版とモバイル端末版の二つが提供されており、いくつかの仮想通貨取引所とも連携を行っています。
スマートフォン対応の新しいOSへ
「Pillar」はiOSやAndroidなどと同じように、スマートフォンに対応した新しいOSになることを目的の一つに掲げています。
既存のスマートフォンの多くが「Pillar」OSを利用すれば、個人情報を安全に保護しながら、少数のアプリでシームレスな操作を行うことができます。
またスマートフォン操作の情報を収集して、新しいセキュリティ機能の向上に役立てています。
利用者が増えるだけ、これらの性能も高まって行きます。
Pillarトークン
「Pillar」が発行しているPLRトークンは、それ自体では用途を持たないいわゆるメタトークンとして設計されています。
利用される明確な目的が無い代わりに、トークンを移動した際に様々なシステムが自動で稼働するようになっています。
「Pillar(ピラー)」まとめ
今回は個人情報を管理できるウォレットを提供している「Pillar」についてご紹介してきました。
非常に面白い仕組みですが、今後どのように展開をしていくのかが気になるところです。