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「BABB(BAX)」はブロックチェーンとバイオメトリクス技術を組み合わせた分散型プラットフォームを構築するプロジェクトです。
将来的には仲介者の存在しない完全なP2P銀行サービスを提供することを目的にしており、現在は開発段階です。
「BABB(BAX)」の概要
通貨名/通貨単位 | BABB/BAX |
公開日 | |
発行数 | |
ホワイトペーパー | https://resources.getbabb.com/whitepapers/en/babb-whitepaper-short.pdf |
公式サイト | https://getbabb.com/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/getbabb |
購入可能取引所 | Bytex,BITBOX,Bancor Network,KuCoin,Idex,ForkDelta |
「BABB(BAX)」は仲介者の存在しない分散型銀行サービスを提供することを目的にしたプロジェクトです。
ブロックチェーン技術とバイオメトリクス技術を組み合わせて、将来的には完全に自律的に稼働する分散型のプラットフォームにしようとしています。
すでにサービスは稼働しており、モバイル端末から簡単に銀行口座にアクセスできるようなスマホアプリや、仲介者がいなくても使うことができる分散型のキャッシュカードの開発を行っています。
アカウント照会サービスやSNSでの告知など、一般利用者に向けた宣伝も積極的に行っており、公式サイトの更新も比較的頻繁に行われています。
ロードマップ通りにプロジェクトが進行していけば、ブロックチェーン技術を使ったオンライン銀行として非常に有力な投資先になると思います。
「BABB(BAX)」の特徴
中央銀行が仮想通貨を発行することができる「CBDC」
「BABB」のプラットフォームを利用すれば、中央銀行がそれぞれ独自の仮想通貨を発行することが可能になります。
中央銀行はBABBの技術を利用することで、国内の連合ネットワークの一部をホストし独自通貨の発行が行えます。
それぞれの国などに応じた既存の財政や金融制作などの複雑さを考慮にいれた開発が行われており、サブネットワークとしてBABBのプラットフォーム内の一部になります。
中央銀行は自社の仮想通貨を発行することでより海外送金などのボーダーをなくし、かつ安全な運用を行うことができます。
モバイルアプリの開発
BABBアプリの紹介ページ:https://getbabb.com/babb-app
BABBは、より利用者がサービスを手軽に受けることができるよう、専用のモバイルアプリの開発を行っています。
このアプリを使えば簡単に自分の銀行口座を開設することができ、BABBのエコシステムを利用することができます。
取引の際に仲介者を必要としないため、既存のオンラインバンクよりも手数料などのコストがかからず、インターネット環境があれば誰でも利用することが可能です。
アプリでは送金などの操作だけでなく、通貨の交換、自動アップデートなども対応しています。
今後はアプリ利用者限定のサービスなども行って、利用者を増やしていく方針です。
デジタルと現物の橋渡しとなる「ブラックカード」
BABBでは支払いに用いるためのカードを発行しています。
これはクレジットカードのような機能を持ち、その黒い見た目から「ブラックカード」と呼ばれています。
安全なQRコードやNFCタグを読み込むだけでBABB銀行に直接アクセスすることができ、現状の仮想通貨支払いのように面倒な手間がかかりません。
クレジットカードと違う点は、友人や家族にプリペイドカードのような感覚でセカンドカードを発行することが可能な点で、支払いを一括にすることでビジネス面でも使いやすくなっています。
「BABB(BAX)」まとめ
今回は分散型の銀行サービスを提供する「BABB」をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
従来の銀行では、口座開設一つとっても印鑑や個人確認を直接店舗で行うのがあたりまえでした。特に日本では未だに直接金融機関にいかなくてはならない手続きも多いですよね。
今後どのように発展していくのかはまだ未知数な部分もありますが、誰でも簡単にアクセスでき、かつ安全なオンラインバンクの存在は非常にありがたいです。