「Enjin Coin（エンジンコイン）」ゲームの支払いを簡単にし、お金ももらえちゃうプラットフォーム！

「Enjin Coin（エンジンコイン）」はイーサリアムのブロックチェーンを利用して作られたERC20トークンです。

世界最大級ともいわれるゲームコミュニティ「Enjin（エンジン）」のサービス内で使われることを目的にしています。

「Enjin Coin（エンジンコイン）」の概要

「Enjin Coin（エンジンコイン）」はゲームコミュニティプラットフォーム「Enjin（エンジン）」内で使われる仮想通貨です。

イーサリアムベースの仮想通貨であり、ゲーム上のアイテムの購入や売買などの支払い手段として開発されました。

「Enjin」は約2000万人のユーザーが登録するプラットフォームです。

プラットフォーム内には、ゲームや話題ごとに25万以上のコミュニティが形成されており、アクセス数はすでに6000万PVを突破。

プラットフォーム上で運営されているストアの売り上げは、月間で100万ドルを超えています。

このプラットフォーム上での支払いを円滑にするために生まれた「Enjin Coin」も、徐々にその取引量は増えてきており、投資家からの注目度も高いです。

「Enjin Coin（エンジンコイン）」の特徴

アセット取引を円滑にする仮想通貨

最近ではブロックチェーン技術を使った分散型アプリケーション（Dapp）形式のゲームが非常に増えてきていました。
Dappゲーム内のアイテムやキャラクターは、プレイヤーの実際の資産となり、仮にサービスが終了してもデータは無くなりません。

こう言った資産価値のあるゲームデータ（アセットなどとも呼ばれる）は、基本的にはそれぞれゲーム内に設置されたショップなどで取引されることが多いです。

しかし、「Enjin」と「Enjin Coin」を利用すれば、ゲーム外でも取引相手を見つけることが可能になり、支払いも円滑になります。

特にDappの中では、特定の仮想通貨でないと購入できないアセットも多く、違うゲームを始めるたびに支払い方法を変更しなければならない場合もあります。

「Enjin Coin」を使えば、たった一つの支払い方法で別々のゲームのアセットの取引が可能になります。

スマートコントラクトによる自動契約

近年、データコンテンツが増えていく中で、不正や詐欺が横行は深刻化しています。
実際にお金を支払った後にデータを受け取ることができなかったり、不正にコピーされて販売されていたりと、種類も様々です。

「Enjin Coin」ではイーサリアムのスマートコントラクトという機能を使ってこれらの問題点を解決しています。

スマートコントラクトは自動的に契約を履行してくれる機能であり、一連の契約の中で第三者が介入できず、不正を行う余地がありません。

しかもこの機能は非常にスピーディであり、すぐに支払いからデータの受け取りの工程が完了します。

即時決済と安全性を自動的に維持するスマートコントラクトを利用すれば、余分な手間もなくなるため、その分手数料も安くなります。

コミュニティを強くしていく報酬制度

「Enjin」のプラットフォーム内では、ゲームや話題ごとに大小様々なコミュニティが形成されています。

しかしゲームは話題性や流行もあるため、ビックタイトルや長編シリーズでもない限りそのコミュニティを長年維持することは難しいとも言われています。

「Enjin」では一つのコミュニティの寿命をできるだけ長くするため、コミュニティを立ち上げや参加、コミュニティフォーラムの提示によって報酬制度を設けています。

この報酬は全て「Enjin Coin」によって支払われ、利用者はゲームの情報を集めたり、プラットフォーム上で買い物をするだけで一定のインセンティブを受けられます。

よく見かけるポイントサービスなどと似ていますが、実際の仮想通貨によって報酬が得られるため、すぐにそれを支払いに使うことができるわけです。

「Enjin Coin（エンジンコイン）」まとめ

今回はゲームコミュニティプラットフォーム「Enjin」で使われる「Enjin Coin」をご紹介してきました。

最近ではeスポーツなどでゲーム市場全体の注目度も上がってきていますし、今後どのように発展するのかとても楽しみです。