この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 11月22日、仮想通貨取引所「Zaif」を運営していたテックビューロが遂に解散。
- 補償費用を支援することで譲渡契約を結んでいたフィスコが後を引き継ぐ。
- 交換業者における金融庁登録が抹消されるのは、16ある業者で初のこと。
Zaifが抹消、フィスコへの譲渡・統合で事態進展か
フィスコは11月22日、テックビューロから仮想通貨交換所「Zaif」の事業を譲り受けたと発表した。
「Zaifを吸収しても大丈夫なのか…?」と心配する声もあるが、フィスコは『利用者基盤、運営面での人的基盤が強化された』と語る。
45億円もの補償を支援し、Zaifの事業を引き継ぐ。
dai06
Zaifでは9月中旬、ハッキングにより約70億円相当の仮想通貨が流出した。フィスコはZaifの事業を譲り受けるに当たり、セキュリティを強化し、外部セキュリティ診断サービスの評価で「問題ないことを確認している」(同社)という。
やはりセキュリティ面での懸念点は、すでにチェック済みということらしい。もちろん現在の仮想通貨取引所の安全に”絶対”などないのかもしれないが、それはどこも同じ。ひとまずはフィスコが無事に事業を引き継いでくれることを願う…。
dai06
フィスコは、利用者から事業譲渡の承諾を得る期間を延長している。そのためZaifから譲り受ける資産などが確定していない。
譲渡額はそれに承諾したユーザー数によって変動するとのことで、フィスコによる事業の再編はまだまだこれからといったところ。※22日までに事業譲渡に承諾したユーザーに対しては、補償が完了したという。
ただ、テックビューロの解散で事態は少しずつ進展していくだろう。他の交換業者、そしてこれから参入する業者には二の舞を演じることのないようお願いしたい…。
dai06
ソース元http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1811/22/news121.html