この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 『仮想通貨を無視することは90年代にインターネットを無視するようなもの』と、米著名投資家のベネディクト・エヴァンス氏が指摘。
- インターネットが登場した当初と現在の仮想通貨の状況を照らし合わせつつ、今後の市場拡大に期待感をのぞかせた。
- 市場が成熟するにつれ、仮想通貨関連の技術と汎用性が進化するとの見方も示した。
仮想通貨はこれから!インターネット黎明期を思い出せ
エヴァンス氏によると、飛躍的に成長している最中にある仮想通貨業界の失敗にばかりに焦点を当てて仮想通貨を無視することは、90年代にインターネットを無視するようなものだという。
エヴァンス氏はAndreessen Horowitzのゼネラルパートナー。今回の指摘はTwitterで発せられ、600件を超える”いいね”が寄せられている。※同氏のフォロワー数は25万人。
dai06
「今日の仮想通貨と、93、99年のインターネットには多くの共通点がある。仮想通貨は大きな可能性を秘めているものの、使い道はまだ限定的で、関連する詐欺事件なども多い。この事実によって仮想通貨を遠ざけてしまいがちになる。だがそれは、UsenetやCuecat、Boo.comなどの一部の企業の失敗を見て90年代にインターネットという新しい技術をはねのけるようなものだ」
インターネット黎明期も新しい技術に懐疑的な見方があり、また様々な問題もはらんでいた。しかし、その可能性を見出した者は得をし、見出だせなかったものは千載一遇の好機を逃した。エヴァンスはそれを危惧しているのだ。
dai06
市場が今後成熟するにつれ、仮想通貨関連の新しい技術の汎用性は拡大し、技術自体も劇的に進化するとの見方を示した。
仮想通貨価格の振れ幅は小さくなってきた現在、仮想通貨はブロックチェーン技術としてその可能性を広げようとしている。
インターネット以来の革命とも呼び声高い仮想通貨。エヴァンス氏が描くような未来はやってくるのだろうか。
dai06
ソース元http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1811/02/news106.html