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「Theta Token(シータトークン)」分散型動画サービス内で投げ銭にも使える仮想通貨!

この記事は、湯本からの投稿です。

「Theta Token(シータトークン)」は分散型動画ストリーミングサービス「Theta(シータ)」のプラットフォーム内で使われる仮想通貨です。
Youtubeやニコニコ動画のような管理者が存在せず、誰でも簡単に自分の経済範囲を広げることができる動画プラットフォームになっています。

「Theta Token(シータトークン)」の概要

通貨名/通貨単位Theta Token/千葉繁
公開日2017年11月
発行数1,000,000,000 THETA
ホワイトペーパーhttps://s3.us-east-2.amazonaws.com/assets.thetatoken.org/Theta-white-paper-latest.pdf
公式サイトhttps://www.thetatoken.org/
公式ツイッターhttps://twitter.com/ThetaToken
購入可能取引所

「Theta Token(シータトークン)」は分散型の動画ストリーミング配信サービス「Theta(シータ)」内で使われている独自トークンになります。

「Theta Token」は動画コンテンツのクリエイターに仮想通貨を使っての収益還元を行っており、仲介者や運営者がいないため収益率も非常に高いです。

配信した動画コンテンツは全てブロックチェーン上に保存され、誰にも改ざんや不正ダウンロード、複製を行うことはできません。

youtubeなどでよくみられる、クリエイター以外の人が動画をアップロードすることが実質的に不可能になっており、詳しい知識がなくても自分の資産となるコンテンツを守ることができます。

「Theta Token(シータトークン)」の特徴

動画視聴者がマイニングを行える

「Theta」が最も特徴的なのは、動画配信の膨大な通信データ処理を利用者それぞれが分担して行っているという点です。

利用者は動画視聴したり、プラットフォーム内のサービスを利用するだけでこれらの処理を行っているということになり、その報酬として「Theta Token」を受け取ることができます。

これは視聴者がメモリとデータ帯域幅リソースを共有することでマイニングを行っているということを意味し、コンテンツ配信を行う際のネットワークコストが大幅に削減され、管理者がいなくても安定したネットワークを構築することができるということです。

視聴者は受け取ったトークンを売買したり、プラットフォーム内のサービスやコンテンツ料として使用することが可能になっています。

一般的な動画サイトの収益モデルも

Youtubeなどをはじめとする動画コンテンツのクリエイターの収入源は、一般企業からの広告収入によるところが大きいです。

「Theta」でも行うことができ、動画のジャンルに合わせて今後広告の内容も増えていくとしています。

現在他の媒体で活動しているクリエイターも、同じ感覚でプラットフォームを移動することができ、新規参入者のハードルを低くする役割もあります。

一つ違うのはやはり仮想通貨によって収益が支払われるという点で、海外視聴者からの送金もスムーズに対応することができます。

分散型動画ストリーミングサービスで懸念されること

分散型の動画ストリーミング配信サイトは非常に魅力的なサービスですし、活性化すればクリエイターや視聴者双方にとって不利益のないサービスに思えます。

しかし一方で非中央集権的に管理される動画ストリーミング配信ならではの問題点も指摘されています。

プラットフォームの健全性

最も懸念されているのは、運営者がいないことで、アダルトコンテンツや犯罪まがいの動画コンテンツが溢れてしまうのではないかということです。

国ごとに映像の規制は異なりますので、アクセスする国によって受けるサービスに差異が生まれてしまう可能性があります。

また別の動画プラットフォーム上にある映像コンテンツを流用して投稿する者もおそらく現れるでしょう。

こういったプラットフォームの健全性を著しく低下させるようなものが蔓延すると、国によっては特殊な規制が入ってしまうことも考えられます。

管理者のいないプラットフォームでこういったコンテンツの流用をどのように考えていくかは非常に重要な課題と言えます。

同様のサービスが乱立しはじめる

動画ストリーミングを扱うプラットフォームの市場成長はすさまじく、似たようなサービスは今後も増えていくでしょう。

実際、すでに中国などでは分散型の動画ストリーミングサービスが複数存在しています。

現状はYoutubeが動画ストリーミング配信コンテンツの中心市場になりつつあり、他のサービスはゲームやスポーツなど特定の分野に特化しないと利用者が増えないようです。

「Theta」がこれらのサービスとどのように差別化を図っていくのかは非常に重要な課題の一つになるかと思います。

「Theta Token(シータトークン)」まとめ

今回は分散型動画ストリーミング配信プラットフォーム「Theta」で利用される仮想通貨「Theta Token」をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?

動画コンテンツは今後も廃れることのないジャンルと言われており、見られる媒体が常に変化していきます。

今後仮想通貨が浸透すればより利用者も増えると思うので、今後の展開により期待していきたいですよね。