この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 仮想通貨交換業者のテックビューロは取引所である「Zaif」から、仮想通貨約67億円相当が不正に流出したことを発表。
- 流出したビットコインなど67億円のうち、45億円が顧客からの預かり分だった。補填に対応すべくテックビューロは約50億円の金融支援を受ける予定。
- なお、Zaifでは以前からサーバーの不具合が発生しており、不穏な新規口座登録の動きもあった。
Zaifから約67億円が流出、怪しい動きは前からあった…?
仮想通貨交換業者の「テックビューロ」は、外部からの不正アクセスにより、仮想通貨およそ67億円が流出したと発表した。
またかなりの金額の仮想通貨が流出してしまった。Zaifはもちろん、日本の仮想通貨市場にとっても大打撃だ。
dai06
テックビューロによると、運営する仮想通貨交換サイト「Zaif」で、9月14日の午後5時~7時ごろまでの間に、外部から不正アクセスがあり、ビットコインなど、3種類の仮想通貨が流出した。
公式の発表が遅れた感は否めない…。これからさらなる原因究明がなされるはずだが、信頼回復のためにも迅速でなくてはならない。
なお、最近もサーバーに不具合が生じていたことや、8月12,13日時点にも『不正に何度も新規口座登録を行う行為を確認しました。』との発表があったこともあり、顧客の間では「Zaifは大丈夫なのか?」という空気は漂っていた。もしかすると、以前から不正流出の予兆はあったのかもしれない。
dai06
テックビューロは、50億円の金融支援などを受け、顧客への返済に充てるとしていて、現経営陣は退任する方向。
ひとまずは顧客の補填が最優先になりそうでなにより。しかし、日本の仮想通貨市場とそのセキュリティ管理はどうなっていくのだろうか。
Zaifもコインチェックでの不正流出事件による業務改善命令を受け、改善に励んできたはずだが…。
dai06
ソース元https://www.houdoukyoku.jp/clips/CONN00401329