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株式やFXなどと言った投資分野に参加する場合は多額の資金が必要です。しかし、その多額の資金で投資を運用できる人は限られています。仮想通貨投資の場合だと、元手は少なくても手軽に始めることが可能です。ここでは、元手が少ないまま仮想通貨投資に参加することについて、解説していきます。
仮想通貨と株式を含む他の投資分野を比較してみよう
そこで、この二つを挙げて、比較しつつ簡単に説明していきます。
株式
株式についての詳しい説明は省略しますが、その株を購入するときの条件というものがあります。条件とは主に、最低100株以上じゃないと購入できないとか、最低1000株以上じゃないと購入できないなどです。会社が扱う株によっては条件が異なりますが、ほとんどの場合はこのような条件が多く見られます。
1株自体が安いと言えるのですが、こういった条件があるかぎりは少ない元手で参加するのは難しいです。加えて、仮想通貨ほど価格は変動しません。中には価格を安定に保っている株もありますが、仮にその株が配当金システムを導入しているなら、ある意味安定に保ったほうが良いと言えるでしょう。
FX
FXは外国為替証拠金取引と言われ、証拠金をFX業者に預け、円やドルやユーロなど、各国の法定通貨の売買を行います。その売買で発生する差額の利益を得るのが目的です。もうひとつは、スワップポイントがあります。スワップポイントは2つの通貨の金利差を意味し、その通貨を持っているだけで、毎日の利益が得られるというものです。
通貨の保有量を増やせば増やすほど、得られる利益が多くなりますが、マイナスのスワップポイントがあることを注意しなければなりません。なぜなら、マイナスのスワップポイントの対象になったら、逆に支払いをしなければならないからです。
仮想通貨の場合でもスワップポイントはありますが、ビットフライヤーFXの場合だと、0.04%という毎日の金利が発生します。しかし、少ない元手で仮想通貨に参加する場合、その恩恵が得られないのがほとんどです。
仮想通貨は少ない元手で手軽に始められるのがメリット
仮想通貨の場合だと、株式やFXと違って、多額の資金を必要としませんし、購入条件もありません。日本円を入金して仮想通貨を購入するだけです。そこで、なぜ少ない元手で手軽に始められるのか、その理由をいくつか挙げて解説していきます。
小数点以下で購入できるから
例えばビットコインが90万円と仮定します。ビットコイン1枚で購入できるユーザーがいたとしても、非常に少ないです。しかし、小数点以下の数字であれば購入できます。小数点以下を具体的に説明すると、「0.1」や「0.01」などです。早い話、1という数字より低い数字にすれば、どのようなユーザーでも購入が可能となります。
それが理由で、1,000円というわずかな元手で、仮想通貨という投資に参加することができるからです。
その仮想通貨が暴騰する可能性を秘めているから
暴騰の可能性を秘めている仮想通貨は安いうちに大量購入して暴騰を待つのが普通ですが、それは株式も同じです。特に仮想通貨は株式と違って、価格変動が大きく、少ない元手で大きな利益を得られるという可能性を秘めています。もちろん、その分のリスクは大きいのは確かですが、そのリスクを承知の上で仮想通貨にユーザーは参加しているというわけです。
少ない元手で仮想通貨に参加できると説明していますが、ユーザーの多くが低収入の貧困層の傾向にあります。投資は富裕層の専売特許にも聞こえますが、これについては間違いないでしょう。しかし、仮想通貨という存在が現れて、さらに百倍、千倍、1万倍以上の値上がりした仮想通貨が存在します。貧困から抜け出して新しいゆとりある生活を夢見る貧困層は、仮想通貨の投資に参加して、夢を実現しようとしているわけです。
国際送金に利用できるから
投資の話からずれますが、ユーザーの中には国際送金を目的に参加しているユーザーがいます。通常、国際送金を利用する場合、高額な送金手数料に加え、着金までに約5日など、コストと時間がかかり過ぎるという問題があるわけです。しかし、仮想通貨を利用することで、送金手続きしてから指定の口座に着金するまでに、遅くて1日かかります。さらに、送金手数料についても、通常の振込手数料と同じかそれ以下に抑えることが可能です。
投機が目的で仮想通貨に参加するユーザーが多いのは事実ですが、国際送金のために仮想通貨を利用するユーザーもいます。
仮想通貨への参加は少ない元手でも問題はない
仮想通貨に1万円投資して、その仮想通貨が10倍に上昇したら10万円(利益は実質9万円)が手に入ります。投資する金額が大きければ大きいほど、その仮想通貨の価格が上昇すれば、得られる金額が大きくなるのは言うまでもありません。少ない元手で仮想通貨に参加するのは問題ありませんし、恥でも何でもないということです。