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「DigiByte (デジバイト)」は、2014年1月に誕生した比較的古い仮想通貨です。
Bitcoin(ビットコイン)の40倍のブロック生成速度を誇り、2年ごとに取引量を拡大する事でスケーラビリティ問題に対応出来る仮想通貨と言われています。
「DigiByte (デジバイト)」の概要
通貨名/通貨単位 | DigiByte/DGB |
公開日 | 2014年01月12日 |
最大供給量 | 21,000,000,000DGB |
ホワイトペーパー | なし |
公式サイト | http://dgbjapan.com/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/dgbjapan |
取扱取引所 | Poloniex,Bittrex,HitBTC |
「DigiByte (デジバイト)」は非中央集権型のオープンソースで公開されている仮想通貨です。
公開日が2014年01月と古株の仮想通貨ながらブロック生成速度が早く、公開当時からビットコインユーザーからの注目度は高かったと記憶しています。
日本人のコミュニティ、主に2ちゃんねる(現5ちゃんねる)を中心に盛り上がりを見せて、可愛らしい擬人化キャラクター「エマちゃん」も登場しました。
「Digishield(デジシールド)」という1ブロックごとにマイニング難易度を調整するシステムが採用されており、ビットコインよりも安定してマイニング行うことができます。
「DigiByte (デジバイト)」の特徴
日本人コミュニティの盛り上がり
「DigiByte」は、日本人コミュニティが非常に盛り上がりを見せる仮想通貨です。
掲示板やSNSを中心に様々なコミュニティで情報交換が活発に行われており、有志によって解説サイトなども作られました。
日本版のDigiByte公式ツイッターでは、擬人化キャラクターエマちゃんがDigiByteのシステムに関して分かりやすい解説を行ってくれており、仮想通貨に馴染みのない人達に積極的にアピールを行っています。
「DigiByte」版スマートコントラクト「Digusign(ディグサイン)」
「DigiByte」では、「Digusign(ディグサイン)」というイ―サリアムのスマートコントラクトに似たシステムを導入しています。
契約内容をプログラム化して自動で安全な取引を可能にするシステムで、個人情報が絡んだデリケートな契約でも面倒な手続きが必要なくなります。
法的な手続き・医療・保険など、活躍が見込まれている場は非常に多いです。
1ブロックごとに難易度調整が行われる「Digishield(デジシールド)」
「DigiByte」には、1ブロックごとにマイニングの難易度が調整される「Digishield(デジシールド)」というシステムがあります。
通常、通貨が採掘されるごとにマイニングの難易度は高くなっていきますが、「DigiByte」はこの「Digishield」を利用することで常に安定したマイニングを行うことができます。
直前のブロックを参照しながら1ブロックごとに過度な難易度上昇を抑えることが可能で、すでに「Dogecoin(ドッジコイン)」「Zcash(ゼットキャッシュ)」「BitcoinGold(ビットコインゴールド)」などの別の通貨も採用している優秀なシステムです。
2年ごとに取引量が2倍に拡大していく
ビットコインを始めとする多くの仮想通貨は、流通量が増えることで取引スピードが遅くなったり手数料が増えてしまう「スケーラビリティ」という問題があります。
ほとんどの仮想通貨のブロックチェーンにはブロック容量が決まっており、流通量が増えればその分動作が重くなってしまうことが原因です。
「DigiByte」の場合、取引量を2年ごとに2倍に拡大する事でスケーラビリティ問題の対策を行っています。
「DigiByte (デジバイト)」まとめ
今回は仮想通貨「DigiByte (デジバイト)」をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
比較的古い通貨なので長期的なホルダーが多く、価格も大きな変動もなく安定しています。
日本人コミュニティが活発なため初心者にも優しい仮想通貨だと思うので、気になる方は是非チェックしてみてください。