この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 国際通貨基金(IMF)は、仮想通貨は世界金融の安定に危機をもたらすことはないとの見解を示した。
- ただ、各国で「適切な予防措置がとられないまま、仮想通貨の使用が推進されていくと、危険をもたらす可能性はある」とも。
- IMFのクリスティーヌ・ラガルド専務理事も、仮想通貨のメリットを認めながら、不法行為の注意・対処は必要との見解を示している。
IMF「仮想通貨危なくないよ!」、「でも分別は必要だよ!」
国際通貨基金(IMF)はこのほど、仮想通貨が金融の安定に危機をもたらさないとの見解を示した。
IMFがこうした見解を公にしたことの意義は大きい。事務的ではあるが、仮想通貨のネームバリューが1つ高まったともいえる。
dai06
IMF世界金融安定報告書
「もし適切な予防措置がとられないまま、仮想通貨の使用場面が増えれば、危険をもたらす可能性がある」
この見解ももっともだろうなぁ…。
多くの金額を動かす仮想通貨は、取引所が破綻したりハッキングされたりといった事件が、拡大・深刻化していくようではいけない。気付いた時には取り返しのつかない大損害ということもあり得てしまう…。
dai06
IMF クリスティーヌ・ラガルド専務理事
「分別をもって仮想通貨を検討することで、仮想通貨を非難するだけということも、仮想通貨に陶酔するだけということも避けられるはずだ」
結局は「分別をもって…」ということに帰結するのだな。
確かに仮想通貨を使うのも使わないのも個人の判断に委ねられている。IMFがどういった見解を示そうと、個人が上手く扱えなければ、その恩恵も損害も被るのはその個人である。
dai06
ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/imf-report-says-crypto-does-not-pose-risks-to-global-finance