- 機密情報を公開することで有名な非営利組織ウィキリークスの商品販売部門「ウィキリークスショップ」が、米仮想通貨取引所コインベースのアカウントが停止したことをTwitterで報告。
- コインベースからの事前の通知や説明もなかったとのことで、ウィキリークスへのビットコインの寄付を行うための別のリンクを案内した。
- 銀行が使えないウィキリークスにとって、ビットコインは重要な収入源。別の振込先があるとはいえ、仮想通貨取引所のコインベースが使えなくなったことは痛手だ。
ウィキリークスショップ、アカウント停止は「裏からの圧力」と非難！
ウィキリークスショップのツイートには、コインベースから送られてきたというメールのスクリーンショットが添付されている。メールには、ウィキリークスショップがコインベースの利用規約に違反したため、「今後はコインベースのサービスへのアクセスができない」と書かれている。
こうしたメールは来たというが、ウィキリークスショップが具体的に何に違反したかについては、コインベースはノーコメント。ウィキリークスショップが疑問を持つ気持ちはわかる。
dai06
ウィキリークスショップ Twitter
カリフォルニア州の大手ビットコイン決済プロセッサーであるコインベースは、全く罪のない@WikiLeaksShopをブロックした。この決定は、裏からの圧力に応じて経営側が承認したものである。
”裏からの圧力”か…。ウィキリークスショップもといウィキリークスは、極めて機密性の高い情報を流すことで有名な組織だ。そんなウィキリークスを疎ましく思う組織がいてもおかしくはないのかもしれない…。
dai06
銀行サービスの利用禁止措置のため、ウィキリークスはビットコインに頼らざるを得なくなり、その結果、この組織に５万％の利益がもたらされたためだ。
ウィキリークスを正義の組織と考える人々がいることも確かで、そうした世界中の人々から援助を募る上でも、仮想通貨はウィキリークスにとって重要なものであることは間違いない。
コインベースのアカウント停止で、こうした資金集めにどれほどの影響が出るのだろうか。
dai06
ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/wikileaks-shop-reports-suspension-of-coinbase-account-due-to-terms-of-service-violation
