この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- サンパウロにあるジェトゥリオ・ヴァルガス財団(FGV)大学が国内初となる仮想金融学の修士課程を開講へ。
- コーディーネーターは史上の専門家不足を開講の理由に挙げ、「仮想通貨金融学」は考察、研究、教育の価値があるとした。
- ブラジルの大学では仮想通貨を学問として取り入れる大学が多く、同様の動きは世界でも広がりつつある。スイスのルツェルン大学ではビットコインによる授業料の支払いも。
成長する学問としての仮想通貨!次代のリーダーは絶賛育成中!
ブラジルでは、高等教育にデジタル通貨やブロックチェーンを学習プログラムの一部として採用する動きが広がっており、FGV大学の修士課程の設立はこの流れに沿ったものだ。
仮想通貨は今や新興の怪しいビジネスなどではなく、金融学の対象として、「仮想通貨金融学」という地位を確立しつつある。この学問を学んだ学生が、将来この業界をリードするリーダーとなるのかもしれない。
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ブラジルでは、経済学を学ぶ20代の2人の学生、フアン・ペルペトー氏とフェリペ・サントス氏が、7ヶ月前にブロックチェーン・インスペアを設立した。(中略)この分野における先端技術とビジネスモデルを中心としたコンサルティングサービスをまもなく開始する予定だ。
先を見据えて行動を始めた学生がすでに登場している。どんな業界においてもそうだが、先見の明があるものは成功する。彼らもまたそのロールモデルの一例となる可能性がある。
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今回の新課程設立の立役者となったアラン・デ・ジェナロ教授は次のように述べている。「たとえ学生たちが金融業界に就職しなくても、提起しなければならない問題がある。人々は仮想通貨に関して何が有益で何が不適切かを理解する必要がある」。
私達は仮想通貨の全貌をまだ知らないし、仮想通貨がどんなものであるかでさえ知らない人も多い。それを学ぶ価値は確かにあるだろうし、一般の人達に与えられる情報には価値・期待感があるはずだ。
dai06
ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/brazils-first-crypto-finance-masters-degree-launches-in-sao-paolo