この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 86歳と高齢の元弁護士が、仮想通貨取引に関するポンジスキームで有罪判決を下された。
- 元弁護士は法律事務所のレターヘッドで仮想通貨詐欺を宣伝、罰金として1400万ドルを支払う。
- この元弁護士はすでに弁護士資格を剝奪されており、現在は高齢者施設でホスピスケアを受けている。
弁護士の肩書悪用か、ホスピスケア中の米国男性に有罪判決
86歳のカリフォルニア州の元弁護士が、数百万ドル規模の仮想通貨ポンジスキーム(出資金詐欺)を実行したことを認めた後、5年間の保護観察と約1400万ドルの支払いを命じられた。
有罪判決を受けた元弁護士デイビッド・ケーゲル氏は、高齢であり体調も芳しくないという。ラスベガスの高齢者施設にてホスピスケアを受けている。
その施設を離れない限りは保護観察を受け、離れる場合には監視装置がつけられるという。
NFT仮想通貨Leader編集部
検察によれば、ケーゲル氏と2人の共犯者は「詐欺的に投資を宣伝・勧誘し、様々な仮想通貨取引プログラムのために少なくとも約1500万ドルの投資資金を得た」という。ケーゲル氏は、法律事務所のレターヘッドを使用して被害者に送る手紙を作成し、仮想通貨詐欺を宣伝した。公式のレターヘッドが信頼を生んだと検察は指摘した。
弁護士という肩書を悪用したとみる検察。
なお、ケーゲル氏は2023年に顧客資金2万5000ドルの不正流用によって、その資格を剥奪されている。
NFT仮想通貨Leader編集部
ケーゲル氏の共犯者とされるデイビッド・サフロン氏とヴィンセント・マッツォッタ氏は無罪を主張し、来年4月にロサンゼルス連邦裁判所での判決を待っている。
高齢の身でであったケーゲル氏を、仮想通貨詐欺へと突き動かしたものとはなんだったのだろうか。
2人の共犯者への追及が待たれるところだ。
NFT仮想通貨Leader編集部
<参考元>cointelegraph