- 「Crypto4Harris(クリプト・フォー・ハリス)」は、民主党候補ハリス副大統領を支援する業界団体。
- 団体には米実業家のマーク・キューバン氏らが参加しており、民主党政策の見直しを求めている。
- 9月に全国規模で草の根募金活動を計画し、ハリス陣営に接触し今後のSECの人事にもかかわるねらい。
業界団体「Crypto4Harris」、ハリス氏当選後の可能性模索
米大統領選の民主党候補カマラ・ハリス(Kamala Harris)副大統領を支持する新たな暗号資産(仮想通貨)擁護団体「Crypto4Harris(クリプト・フォー・ハリス)」は、デジタル資産に関する民主党の政策を見直すようハリス氏に要請した。
同業界団体には米実業家マーク・キューバン氏、米投資会社スカイブリッジ・キャピタル創設者のアンソニー・スカラムーチ氏のほか、アダム・シフ(Adam Schiff)民主党下院議員らも参加。
ハリス氏陣営の選挙活動の支援の方法、そして当選後の可能性を探っている。
NFT仮想通貨Leader編集部
同団体は14日夜に初のオンライン集会を開催し、ハリス氏の選挙活動を支援する方法について議論したほか、バイデン政権による暗号資産業界の取り締まりを終わらせるよう求めた。
仮想通貨業界への姿勢を明らかにしていないハリス氏。
現職の副大統領ということも、その足枷になっているのかもしれない。
NFT仮想通貨Leader編集部
団体はハリス氏を支援するため、9月に全国規模の草の根募金活動を計画していることも明らかにした。
ブロックチェーン企業スニッカードゥードルラボ(Snickerdoodle Labs)のジョナサン・パディラ(Jonathan Padilla)最高経営責任者(CEO)によると、同団体はハリス陣営と初期段階の交渉を開始しており、ハリス氏が勝利した場合の証券取引委員会(SEC)など規制当局の人事で、暗号資産に友好的な候補者リストの作成を計画している。
対抗馬となるドナルド・トランプ氏は、仮想通貨業界支援の姿勢を明らかにしてきた。具体的な支援の方法や仮想通貨関連の政策にも言及しており、これに惹かれる業界関係者も少なくなかったように思う。
しかし、その一方で「ハリス氏が業界を支援してくれるなら、トランプ氏よりもハリス氏がいい」と考える人がいるのもまた事実だろう。
NFT仮想通貨Leader編集部
<参考元>あたらしい経済