この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 米証券取引委員会(SEC)が、イーサリアムの現物ETFの最終承認を行った。
- 1月のビットコインETF承認に続くもので、市場に影響を与える可能性がある。
- ビットワイズ幹部は「仮想通貨ETFの時代に完全に入った」と評価した。
不透明だったイーサリアムETF、SECが最終承認
SEC(米証券取引委員会)は、イーサリアム(ETH)現物ETF(上場投資信託)の最終承認を行った。アメリカでは、時価総額第2位の暗号資産(仮想通貨)であるイーサリアムに、より多くの人が取引しやすい金融商品を通じてアクセスできるようになった。
数週間前まで承認の是非が不透明だったイーサリアムETFも、1月のビットコインETF承認に続き遂に認められた。
NFT仮想通貨Leader編集部
「我々は今、暗号資産ETF時代に完全に入った」と、ビットワイズ(Bitwise)の最高投資責任者、マット・ホーガン(Matt Hougan)氏は述べた。
「投資家は、低コストのETP(上場取引型金融商品)を通じて、流動性の高い暗号資産の70%以上にアクセスできるようになった」
ビットコインETFが開始された時と同様に、イーサリアムETFによっても、市場に多額の資金が流入することが期待されている。
NFT仮想通貨Leader編集部
一部のアナリストは、イーサリアムETFは、原資産であるイーサリアムの価格を6500ドルまで押し上げると予測しているものの、資金流入は、ビットコインETFほど多くないとしている。
調査会社Steno Researchは、イーサリアムETFは、最初の1年間で150億ドル〜200億ドルの資金を集めると予測している。これは、ビットコインETFが7カ月あまりで集めた資金とほぼ同じ。
ビットコイン同様に新しいステージに立ったイーサリアム。
今後の市場の動向に大きな注目が集まっている。
NFT仮想通貨Leader編集部
<参考元>coindeskjapan