- 米前大統領のドナルド・トランプ氏は、自宅にNFT愛好家らを招き仮想通貨支持の姿勢を強調。
- NFTが勢いを失った頃には、トランプ氏のマグショットNFTが「NFTを再びホットにした」とも発言。
- 仮想通貨を支持する者はトランプに投票するべきとし、バイデン氏モチーフのミームコインも批判した。
注目度高いトランプ氏発言、NFTや仮想通貨愛好家を賑わせる
米国のドナルド・トランプ前大統領は8日、自身のフロリダの邸宅で非代替性トークン(NFT)愛好家たちを迎え、数々の記憶に残る発言をした。
トランプ氏は仮想通貨起業家を米国に留めることを誓い、また自身の様々なNFTコレクションによって「NFTを再びホットにした」と功績を主張し、政治的ライバルのミームコインをこき下ろし、その価格が一時的に急騰する原因を作った。
米国の次期大統領選の焦点のひとつは、「仮想通貨をどう扱うか」だろう。
その点においてトランプ氏はこの業界を支持する姿勢を示しており、愛好家らは期待を寄せている。
NFT仮想通貨Leader編集部
初めにソーシャルメディアで広まった動画の1つには、トランプ氏が仮想通貨ビジネスや起業家にとってより良い規制環境を提供し、バイデン政権と証券取引委員会によってもたらされた仮想通貨に対する「敵意」を取り除くことを誓うものだ。
現在の米国の規制、特に米証券取引委員会(SEC)の取り組みは、業界との衝突を引き起こしている。
トランプ氏はこうした状況を変えうる存在と目されている。
ジョー・バイデン大統領と関連する「ジェオ・ボーデン(BODEN)」というミームコインは、現在時価総額が2億6000万ドルを超えているが、トランプ氏はこのコインのファンではないという。「コインにしては大きすぎる金額だ。その投資は好きではない」と彼はのべた。彼のコメントが共有された後、BODENは10%以上急騰した。
しかし、トランプ氏に基づいた別のミームコイン「ドナルド・トレンプ(TREMP)」は、同じ時間枠で110%急騰している。
かねてより強気の発言で注目されるトランプ氏。
「仮想通貨を支持するのであればトランプに投票するべきだ」と、自身への支持を呼びかけた。
<参考元>cointelegraph