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ビットコイン半減期を終えたマイニング業者、高収益求めてAI事業へ転向か

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. ビットコインは4年に一度の半減期を終え、生産コストは約53000ドルに。
  2. マイニング業者らは、より高い収益を求めてAI事業に転向する可能性がある。
  3. 電気代と生産コストがほぼ2倍になり、仮想通貨マイニングのハードルは高くなった。

ほぼ2倍の電気代と生産コスト、仮想通貨マイニングは収益見合わず?

コインシェアーズ(CoinShares)は4月19日のレポートで、ビットコイン(BTC)の半減後、より高い収益の可能性から、マイニング事業者はエネルギー的に有利な立地で人工知能(AI)へと事業をシフトする可能性があると述べた。

コインシェアーズによれば、すでにビットデジタルやハイブなどがAIによって収入を獲得しているという。

またこのほかのマイニング業者らも、今後AI事業を成長させる計画があるという。

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半減の結果、マイナーは大幅なコスト増に直面することになり、電気代と生産コストがほぼ2倍になるという。マイニング企業は、エネルギーコストを最適化し、マイニング効率を高め、より安いハードウェアを購入することによって、これらのコスト上昇を軽減しようとするだろう。

電気代は1BTCにつき約1万6300ドルから3万4900ドルになるといい、約2万9500ドルだった生産コストは約5万3000ドルになるとみられるとのこと。

かねてより問題になっている環境への影響や事業に対する批判を鑑みれば、今後マイニング事業を続けることは得策ではないとみる業者は増えているようだ。

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コインシェアーズの予測によれば、ハッシュレートは2025年までに700エクサハッシュ/秒(EH/s)まで上昇する可能性があるが、採算の合わないマシンをマイナーが停止するため、半減後は10%下落する可能性がある。平均ハッシュ価格はイベント後に53ドル/PH/日まで下落すると予想されている。

市場に大きな影響を与える半減期。

その影響は今後長期間にわたって続きそうだ。

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<参考元>coindeskjapan