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世界初の包括的な仮想通貨規制法賛成多数で可決、EUで2024年発効へ

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. 欧州連合(EU)で、「暗号資産市場規制法案(Markets in Crypto-Assets Act:MiCA)」が可決。
  2. 仮想通貨取引所などがEU全域で活動するためには、ライセンス取得が求められる。
  3. 世界で初めての包括的な仮想通貨規制法で、517対38の賛成多数で可決した。

賛成多数で可決、EUが仮想通貨業者への規制強化

欧州連合(EU)の議員たちは4月20日、新しい暗号資産ライセンス制度である「暗号資産市場規制法案(Markets in Crypto-Assets Act:MiCA)」に517対38で可決し(棄権18)、世界で初めての包括的な暗号資産規制法を導入することになった。

このほかにも、仮想通貨業者にユーザーの特定を義務付ける法律も可決。これはマネーロンダリングを阻止するための「資金移動規制」として位置づけられている。

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この投票は19日に行われた審議に続くもので、議員たちは、暗号資産ウォレットプロバイダーや取引所に対してEUブロック全域で活動するためのライセンス取得を求め、他の資産の価値に連動するステーブルコインの発行者に十分な準備金の維持を義務付ける計画を支持した。

仮想通貨の規制がさけばれるようになったのは、やはり仮想通貨への投資や個人情報にユーザーの保護と、仮想通貨によるマネーロンダリングを用いた大規模な犯罪行為への対策という意味合いも強い。

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暗号資産市場の規制は、2020年に欧州委員会が初めて提案したもので、法制化には欧州議会とEU加盟国を代表するEU理事会の承認が必要だ。その規定はEU官報に掲載されてから約12カ月後に適用が開始される。

仮想通貨への規制の流れを推し進めたEU。

彼らの決定が他の国・地域に影響をおよぼすことになるのだろうか。

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<参考元>coindeskjapan